【インタビュー】<LuckyFes'24>出演・AMEFURASSHI、「去年のステージで人生がガラッと変わりました」

ポスト
no_ad_aritcle

7月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)の3日間、茨城・国営ひたち海浜公園にて<LuckyFes'24>が開催される。“茨城のフェス文化の灯を消すな!”を合言葉に2022年より始動した同フェスは、3回目となる2024年、ステージ数を拡大。ラインナップもこれまで以上にクロスオーバー化され、韓国、タイ、台湾、ベトナム、モンゴルのアーティストを含め、総勢110組のアーティストが出演するなど、“アジア最大のテーマパーク型フェス”がコンセプトとなる。

◆AMEFURASSHI 画像 / 動画

AMEFURASSHIは、同フェスに2年連続出演(※2024年は7月13日11時20分〜GARDEN STAGE)する4人組ガールズグループだ。 洗練されたダンスパフォーマンスとパワフルなボーカルはアイドルシーンの枠を超越した活動を展開している。4人には<LuckyFes'23>出演時の思い出や舞台裏エピソードほか、2024年の見どころなどをたっぷりと語ってもらった。発言の端々から<LuckyFes>への愛が感じられる内容だ。

■<LuckyFes'24>タイムテーブル

LuckyFesチケットページ: https://luckyfes.com/ticket/
LuckyFesオフィシャルサイト:https://luckyfes.com/









   ◆   ◆   ◆

■盛り上がりすぎるくらい盛り上がってくれて
■私たちも“何!? その楽しそうなやつ!! ”みたいな


──AMEFURASSHIにとって初の音楽フェス出演が<LuckyFes'23>だったそうですね。

愛来:アイドルフェスにはたびたび出演させていただいてたんですけど、いろんなジャンルのアーティストが出演するフェスというのは<LuckyFes>が初めてだったので、当日まではワクワクと不安が渦巻いてました。

市川優月:AMEFURASSHIの目標のひとつが、音楽フェスへ出演することだったんです。昨年<LuckyFes>に呼んでいただいたときはものすごく嬉しかったです。

──AMEFURASSHIが出演されたのは<LuckyFes'23>3日間のうち最終日の7月17日11時からで。HILLS STAGEのトップバッターでした。

小島はな:トップバッターというのもあって、ものすごく緊張してました。人が集まってくださるのかどうかがやっぱり一番不安で。でも、いざ始まったら、たくさんの方がいてくれて、すごく温かい雰囲気だったんです。

鈴木萌花:ね! ノリというか、盛り上がり方が新鮮でした。


▲愛来

愛来:初めて観てくださる方もきっと多かったと思うんですけど、そういう状況にもかかわらず、私たちの煽りにハンドクラップやジャンプで応えてくれたり、ダンスでがっつり魅せる曲でも身体を揺らしながら楽しんでくれたり。

鈴木:観てくださってる方々が興味を示してくれる感じがすごくあって、私たちがパフォーマンスしているうちに、どんどん人が集まってきてくださったんです。そのリアクションを受けて、より自信を持つことができました。

市川:「ALIVE」と「DROP DROP」の曲中にお客さんが爆発したように盛り上がってくれて。あれ、びっくりしたよね?

小島:初めての経験だったよね。盛り上がりすぎるくらい盛り上がってくれてたんじゃないかなと思います。

市川:そうそう。初見の方もその盛り上がりに加わってて、私たちも「えっ!何!? その楽しそうなやつ!!」みたいな(笑)。

愛来:そんな盛り上がり方までしてくれるなんて、私たちは思ってもみなかったから。逆にアゲてもらっちゃったよね。

市川:うん。何か固定された感じがなくて、お客さんが自由に楽しんでくれてたのがとても嬉しかったです。


▲市川優月

──HILLS STAGEは、AMEFURASSHIの直後にTETORAが出演しましたし、FOMAREやSHADOWSも控えてましたから、激しいロック系のお客さんが盛り上がりを作ったのかもしれないですね。じゃあ、初出演とは思えないくらい当日のステージは大盛況だったと。

市川:もう、完全燃焼でしたね。あと1曲やってたら、メンバーみんな倒れてたんじゃないかな?と思うくらいに。

愛来:最高の天気ですごく暑かった中、アドレナリンが切れる寸前までやり切りました。

小島:よくよくセットリストを見返してみると、全8曲もやったんだね。しかも倒れそうな選曲だもん(笑)。

──<LuckyFes>に出演したことが、AMEFURASSHIにとってひとつの転機になったというか。

鈴木:そうなんです! 以前は“このスタイルで大丈夫なのかな?”と思ってしまうこともあったんですけど、<LuckyFes>のステージを境に迷いが消えた感じはすごくあって。

市川:大げさに聞こえるかもしれないんですけど、人生がガラッと変わりました。“今までやってきたことは間違ってなかったんだ”と確信できたので、<LuckyFes>には本当に感謝してます。

愛来:出演させていただいて、AMEFURASSHIにその後、良い風が吹くようになった感じがするんです。

小島:ボーダレスでクロスオーバーな<LuckyFes>でライブができたことは、とてもいい経験になりました。


▲小島はな

──おっしゃるとおり、<LuckyFes>は、米国<コーチェラ>や英国<グラストンベリー>にならったフェスだとのことで、ラインナップはボーダレスでクロスオーバー。スマホ撮影とSNS投稿もアーティスト側がOKであれば、原則許可しているようです。

鈴木:私のフェスに対するイメージも、いわゆる海外っぽいものだったんです。自由に撮影して盛り上がるみたいな。<LuckyFes>はそれを体験できたようなところがあって、個人的にテンションが上がりました。暑すぎてスマホの電源が落ちちゃった方もけっこういたらしいです(笑)。

市川:自分たちのステージも思い出深いんですけど、私はフェス飯が美味しすぎて最高でした。茨城限定の食べ物が揃っていたのもすごくよかったですし、ごはんもライブも同じくらいの満足度で楽しめるというのがたまらなかったです。

愛来:私たちは出番が早かったから、<LuckyFes>を堪能する時間もたっぷりあって(笑)。

小島:最後の花火まで居ることができたもんね。他のアーティストの方々のライブもたくさん観られて、勉強になることばかりで楽しかったです。

──出演アーティストも豪華でした。

愛来:あの豪華なラインナップに、私たちも入っているのが信じられなかったです。今年もそうなんですけど。

市川:現場でも興奮してる場合じゃないので、なんとか落ち着こうとしてました。でも、心の中ではドキドキしちゃって、“ヤバいヤバい…!”みたいな(笑)。


▲鈴木萌花

鈴木:バックヤードのケータリングスペースに行ったら、本当にすごい方たちしかいなくて。平常心を装った顔をするのに必死でした(笑)。

小島:ケータリングや楽屋の感じとかバックヤードも含めて、私たちにとっては初めてなことが多すぎて。

鈴木:そう! バックヤードでは、窯でピザを焼いてくれてたりとか。

市川:そう! ハンモックもあった。

愛来:水鉄砲やプールみたいなのもあったよね。ライブ以外でも楽しみな要素が多かったなと思います。

鈴木:ライトが付いたハンディファンもいただいて、めっちゃ重宝しました。

市川:入口でうちわの無料配布があったのも、私たちにとってはありがたかったです。涼めるのはもちろんなんですけど、私たちの「ALIVE」という曲がうちわを使う曲なので。初めての方も参加しやすい状況にしてもらえてたのが素敵な偶然だったなと。

◆インタビュー【2】へ
この記事をポスト

この記事の関連情報