【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>OVER ARM THROW、「こんなヤバいイベントないっしょ!!」

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SEと共にステージでギラギラ光る“EVIL”の電飾。そんなステージに11時に現れたのがOVER ARM THROW。

大歓声と拍手で迎えられたメンバーは、早くも満開の笑顔だ。EVILステージなのにEVILなオーラなどは一切なし。赤モヒカンの寺本英司(Dr, Cho)はコミカルオーラが自然に溢れ出ているほど。

◆ライブ写真

「みんな、おはよう! サタニックカーニバル、こんなヤバいイベントないっしょ!!」

菊池信也(Vo,G)の威勢のいい言葉を合図に始まったのは、2007年に発表した1stアルバム『Oath and Night War』に収録された「S.O.G」。寺本の刻む軽快なリズムに鈴野洋平(B,Cho)の疾走するベースラインが絡む。そしてOVER ARM THROWの専売特許とも呼べる心をつかむメロディが、気持ちいいほど突き抜けていく。次々に繰り出される曲に合わせて腕が突きあがり、各曲のサビに合わせて大声でコーラスやシンガロングが。さらにリズムに合わせてクラウドサーフしながら転がりまくるオーディエンス。朝も早よから全身が喜ぶメロディックパンクを鳴らし続けるOVER ARM THROW。オーディエンス全員の身体を一気に叩き起こしたようだ。



「朝から凄いな、オイ!」

客席エリアの熱を感じて、思わず口にしたのは菊池。かと思えば、鈴野はフロアに降り、客席エリアの中でオーディエンスに支えられながら立ち上がる。



「この時代、音楽好きな仲間であることに違いない。どうか、楽しんで帰ってください!」

この言葉から続いたライブ後半は、もちろん解放感でダイブするオーディエンスもいるにはいるが、それよりもOVER ARM THROWのメンバーと共に曲を歌い、笑顔でアイコンタクトをするオーディエンスも実に多い。オーディエンスみんなの想いをしっかり受け取り、さらに磨きの掛かっていくOVER ARM THROWのメロディとプレイ。幸せの相乗効果がOVER ARM THROWのライブには常に存在する。今日もしっかりとそれが感じられるステージとなった。



取材・文◎長谷川幸信
撮影◎半田安政

■セットリスト

1. S.O.G
2. Polestar
3. ZINNIA
4. Rotation
5. Across the fanfare
6. Dear my songs
7. MUSIC
8. All right, all wrong

■<SATANIC CARNIVAL 2024>

6月15日(土) 幕張メッセ国際展示場 9-11
・物販 / FOOD AREA:start 9:30
・ライブ観覧エリア:open10:00 / start11:00 ※21:00終演予定
▼出演者 ※28組
04 Limited Sazabys
HIKAGE
10-FEET
HOTSQUALL
Age Factory
Ken Yokoyama
バックドロップシンデレラ
Maki
The BONEZ
NOISEMAKER
BRAHMAN
マキシマム ザ ホルモン
Dizzy Sunfist
OVER ARM THROW
dustbox
Paledusk
ENTH
ROTTENGRAFFTY
Fear, and Loathing in Las Vegas
サバシスター
FIGHT IT OUT
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
FOMARE
SHADOWS
ハルカミライ
四星球
HEY-SMITH
[OA]WHISPER OUT LOUD
▼チケット
・オフィシャルHP先行 ¥10,800
・各種プレイガイド先行 ¥11,000
・一般 ¥11,000

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