名エンジニア/プロデューサーのスティーヴ・アルビニが死去
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ニルヴァーナやピクシーズ、PJハーヴェイらの作品を手掛け、インディ・ロック界に大きな影響を与えてきたエンジニア/プロデューサーのスティーヴ・アルビニが、5月7日夜、心臓発作により61歳で亡くなった。
彼が経営するスタジオ、Electrical Audioは予期せぬことだったと訃報を伝えている。
アルビニは80年代初め、大学でジャーナリズムを学ぶ中、バンド、ビッグ・ブラックを結成。レイプマン、シェラックなどで活動するかたわら、オーディオ・エンジニア、プロデューサーとしての才能も開花し、ピクシーズのデビュー・アルバム『Surfer Rosa』(1988年)、ジーザス・リザードの『Pure』(1989年)、ニルヴァーナの『In Utero』(1993年)など、オルタナティヴ・ロックの名作を数々手掛けてきた。
ジャーナリストやポーカー・プレイヤーとしても活躍してきた。
彼のバンド、シェラックは、来週(5月17日)、10年ぶりのスタジオ・アルバム『To All Trains』を発表し、その後、ツアーを行う予定だった。
Ako Suzuki
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