【俺の楽器・私の愛機】1601「このロゴとインレイだからいいんです」

【Burny RLC JS】（関東　スエゾー　30代）


数年前のある日、なんとなくネットを見ていたらスティーヴ・ハケットが使っている機材の情報が目に入り、彼が使用するレスポールタイプのヘッドロゴを見るとFERNANDESやBurnyと記載。

そこから「レスポールタイプ買うならBurny、それも古いやつじゃなくて現行に使われてるインレイ入ってるやつ」と考えるようになり、中古屋巡りを開始。

更にSEX PISTOLSのスティーヴ・ジョーンズが一時期Burnyのレスポールを使っていたことを知り、おまけにD'ERLANGERやBUCK-TICKにハマり始め、ますますBurnyのギターに対して憧れを強めることに。

そんなこんな過ごして去年半ば、たまたま立ち寄った近所のリサイクルショップに投げ売りされていた本機を発見、お値段なんと7000円。

そこそこキレイでバインディングがいい具合に焼けていてクールな見た目ではあるものの、リアピックアップが断線し、交換必須。安いのには理由があったのでした…。

という訳でピックガードを外し、リアをディマジオのよくわからないやつに交換。憧れの一本を図らずとも手にしたのでこれから大事にしていく所存です。



　　　◆　　　◆　　　◆

おーい7,000円かい、ピックアップより安いやないか。そりゃ買いだわな。とはいえ、Burnyへ熱い視線を注いでいたからこその出会いであることに間違いはない。これは神様からのご褒美でしょうか。いや違うな、意識もって注力していたらきっと出会えるものに出会えるのだという、自ら手繰り寄せた必然の話なのでしょう。最初からジョン・サイクス系のパーツ構成だったのでしょうか。それにしてもスティーブ・ハケットって、アコギも上手いんですよね。エディが登場する随分前からゴリゴリの4連ライトハンドもプレイしていたし（下記動画2：34～）、2003年に開催されたジョンジー＋P.ギルバート＋ヌーノ＋S.ハケットという4人がステージに立つというとんでもないイベント＜GUITAR WARS＞でも、彼のプレイはいぶし銀のように輝いていました。（JMN統括編集長 烏丸）



◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ