【俺の楽器・私の愛機】1532「Chuck Loebに憧れて」
【Sadowsky Semi Hollow Model】(千葉県 筒井 33歳)
このギターとの出会いのお話です。
国家試験を半年後に控えた学生生活最後の秋、勉強中にふと見たFourplayのライブ映像に心惹かれました。Chuck Loebがsadowskyギターでジャズを情熱的に弾いている姿に、THE BLUE HEARTSの映像を初めて見た時以来の衝撃を覚えました。
そこで調べてみると、なんとChuckと同じビグスビーの付いたSadowsky semihollowモデルが大阪の中古ギター店で出品されていたのです。
大学は青森、お店は大阪、試験を控えた身で簡単に行くことが出来ません。売れるなよー!と念じながら勉強の空き時間に毎日お店のサイトを見たのを覚えています。
数カ月が過ぎ青森は雪景色に。あっという間に試験日前日になります。青森から試験会場の東京へ移動し2日間の試験を終え、そのまま打ち上げ、カラオケでの雑魚寝から起きたままフラフラの足で大阪まで行きました。着いた店舗ではずっと追い続けていたあのギターが私を待っていてくれました。
もう8年も前の話でしたが、それ以降Chuck Loebに少しでも近づけるようにジャズのフレーズをちょっとずつ弾いている毎日です。
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たったひとつの動画が人生に影響を与えてしまうという、とてもエモい話。出会ったタイミングや境遇が自身を律し、それによってさらなる喜びや熱い想いに昇華された様子が伺えます。サドウスキーといえば品質高きベースのイメージが強いんですけど、そもそもロジャー・サドウスキーはアコギ~ホロー/セミホローのギター製作/リペアに長けている方ですから、サドウスキーの八面六臂が発揮されたひとつの回答がこのセミホローなのだと思います。正しく一生物ですね。自分が歩む人生にそっと寄り添ってくれる信頼の一本にも感じます。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
※最大5枚まで
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「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」
※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
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