【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「ジャンベ」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そうなの?的なものから、世界の民族楽器まで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第128回のお題は「ジャンベ」です。

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Sam te Kiefte / Unsplash

ジャンベ(Djembe)は、西アフリカの伝統的な打楽器で、特にマリ共和国、ギニア、セネガル、コートジボワールなどの地域で広く使用されている。ジャンベは木製の本体と、動物の皮で張られた上部の部分から構成されている。こうした特徴的なデザインと素材により、ジャンベは独特で力強い音を奏でられる。

ジャンベは、通常、底面がくびれた円錐形の木製の本体を持つ。上面は動物の皮(通常は山羊やシープスキン)で覆われ、ロープや糸で本体に固定されている。皮の張り方や調整によって、異なる音程や音色を得ることができる。

ジャンベは手で演奏され、異なる部分を指や手のひらでたたくことによって、高音や低音、スラップなどの異なる音を出すことができる。演奏者は通常、様々なテクニックやリズムを駆使して表現する。西アフリカの伝統的な音楽や祭り、儀式、集会などで頻繁に使用される。また、世界中でワールドミュージックや他のジャンルでも人気があり、多様な音楽プロジェクトで採用されている。

ジャンベは世界中で非常に人気のある打楽器であり、多くの人が演奏を学ぶためにクラスやワークショップに参加している。手のひらでたたくという単純ながらも表現豊かな演奏法が、初心者から上級者まで、広く愛されている。ジャンベはその強烈なリズムと響き、パワフルな演奏によって、多くの音楽愛好者やパフォーマーに愛されているのである。

文・編集部

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