ブラック・サバスの初代マネージャー、映画『ナポレオン』予告編の「War Pigs」使用に「お見事!」
間もなく公開されるリドリー・スコット監督の最新映画『ナポレオン』の予告編(第2弾)で、ブラック・サバスの楽曲「War Pigs」が使用されていることに、ブラック・サバスの初代マネージャー、ジム・シンプソン氏が感嘆の声を上げた。
「War Pigs」(1970年)が制作/リリースされた時期、バンドのマネージメントをしていたシンプソン氏は、彼およびブラック・サバスの故郷、英国バーミンガムの情報サイト『WESTSIDE BD』にこう語っている。「『ナポレオン』の予告編は、唯一無二のオジー・オズボーンのヴォーカルとブラック・サバスの不朽の音楽と共に、リドリー・スコットの映像の才能を示していて、素晴らしい。(公開後)たった2週間で、この2本目の予告編はすでに(YouTubeで)1,700万回視聴されている。これは、僕が1970年代にリリースをマネージメントしたサバスの2枚のアルバムが永遠に生き続けるという証だ」
「200年以上前の出来事を描いた映画の予告編で、オジーがギーザーによる反戦歌「War Pigs」の歌詞を歌うのがはっきりと聞き取れる。完全にマッチしている。ベートーヴェンやモーツァルトのような偉大な作曲家と同じで、サバスのバーミンガム生まれの音楽が200年後、それ以上先でもプレイされ、評価されているであろうことが想像できる」
リドリー・スコットが監督し、ホアキン・フェニックスがナポレオン・ボナパルトを演じた映画『ナポレオン』は、アメリカ、英国で今月22日、日本で12月1日から劇場公開される。
一方、オジーは、最近、バーミンガムで開かれたケーキ・インターナショナル・イベントに等身大のオジー・ケーキが登場したことに、「ファンタスティック!」との声を上げている。
Ako Suzuki