全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの『1989 (Taylor's Version)』が8年ぶりの最多週間売り上げで1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、テイラー・スウィフトの再レコーディング・アルバム・シリーズ第4弾、『1989 (Taylor's Version)』が、アデルの『25』(2015年)以来8年ぶりの最多週間セールスをマークし、1位を獲得した。
『1989 (Taylor's Version)』は初週、165万3,000ユニット(その内、アルバム・セールスは135万9,000枚)を売り上げた。135万9,000枚は、Luminateが1991年に集計を始めて以降、アデルの『25』(2015年 337万8,000枚)、インシンクの『No Strings Attached』(2000年 241万6,000枚)、インシンクの『Celebrity』(2001年 187万8,000枚)、エミネムの『The Marshall Mathers LP』(2000年 176万枚)、バックストリート・ボーイズの『Black & Blue』(2000年 159万1,000枚)に次ぐ6番目に最多の週間セールスだという。
『1989 (Taylor's Version)』は、テイラーにとって13作目の全米NO.1アルバムであり、13作は、ザ・ビートルズの19作、ジェイ・Zの14作に次ぎ、ドレイクと並ぶ歴代3位となる。
2位には、韓国のボーイズ・グループ、SEVENTEENの新ミニ・アルバム『SEVENTEENTH HEAVEN』が初登場。彼らにとって4作目の全米トップ10ヒットとなった。
3位には、ドレイクの最新作『For All The Dogs』が先週の2位から1ランク・ダウンした。
今週新たにトップ10入りした新作は上位2作のみだった。テイラーは、『1989 (Taylor's Version)』が1位、『Midnights』が7位、『Lover』が8位と、計3作が10位圏内に入っている。
Ako Suzuki
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