ザ・ルースターズ、全アルバム13タイトル118曲の一斉配信決定

ポスト

ザ・ルースターズが、全アルバム13作118曲の音源を11月1日に一斉配信すると発表した。

◆関連画像

初期メンバーは大江慎也(Vo, G)、花田裕之(G)、井上富雄(B)、池畑潤二(Dr)の4人だ。北九州で結成され、サンハウス、SHEENA & THE ROKKETS、ザ・ロッカーズ、THE MODSらと共に、当時「めんたいロック」と呼ばれた博多を中心としたロックムーブメントにも乗って、全国的な人気を博した。

何度かのメンバーチェンジを経て、1988年に東京・渋谷公会堂(当時)でのライヴで解散、2004年の<フジロックフェスティバル>にオリジナルメンバーでステージに立った。各メンバーは現在もそれぞれソロやバンドなどで活躍中。数々の伝説とともに数多くのバンド、アーティストからリスペクトされている。

また、今回の一斉配信を記念して特設サイトも開設された。このサイトでは今後、貴重な写真を集めたギャラリーなどが公開される予定だ。

   ◆   ◆   ◆

■担当プロデューサー 渡辺佳紀 コメント

「腑抜け野郎の脳天をたたき割れ‼︎」
ザ・ルースターズのデビューアルバムのキャッチコピーである。
今どきこんなコピーを掲げるバンドがあるだろうか。
そしてデビューシングル「ロージー」「恋をしようよ」の歌詞は、今レコ倫通るんかい?
と心配にすらなる内容だ。
反体制・反逆こそがロックンロールの重要な必要条件の一つ(反逆、なんて言葉久々に見た)。
だが過激なだけがロックンロールだなどというつもりはこれっぽっちも、ない。

ザ・ルースターズは大江慎也をはじめとしたメンバーの初期衝動そのものと言えるそんな初期の楽曲の認知が高いが、中期には下山淳らの加入によるサウンド志向、かつダークで耽美的世界観が、後期にはストレートなバンドスタイルだけに留まらない「歌もの」の名曲が多く存在する。
そこに一貫しているのは「カッコよさ」。これはロックンロールの重要な必要条件のもう一つである。

そして最後までザ・ルースターズを背負った男、花田裕之の生き方と華。
THE ROOSTERS to THE ROOSTERZ、全てでロックンロールそのものを感じてほしい。
担当プロデューサー 渡辺佳紀

   ◆   ◆   ◆

配信作品一覧

全13作品(118曲)

『THE ROOSTERS』 (COKM-44603)
オリジナル:1980年11月発売

『THE ROOSTERS à GO-GO』 (COKM-44604)
オリジナル:1981年6月発売

『INSANE』 (COKM-44605)
オリジナル:1981年11月発売

『ニュールンベルグでささやいて』 (COKM-44606)
オリジナル:1982年11月発売

『C.M.C.』 (COKM-44607)
オリジナル:1983年7月発売

『DIS.』 (COKM-44608)
オリジナル:1983年10月発売

『GOOD DREAMS』 (COKM-44609)
オリジナル:1984年4月発売

『φ(PHY)』 (COKM-44610)
オリジナル:1984年12月発売

『NEON BOY』 (COKM-44611)
オリジナル:1985年9月発売

『KAMINARI』 (COKM-44612)
オリジナル:1986年11月発売

『PASSENGER』 (COKM-44613)
オリジナル:1987年9月発売

『FOUR PIECES』 (COKM-44614)
オリジナル:1988年5月発売

『FOUR PIECES LIVE』 (COKM-44615)
オリジナル:1988年10月発売

この記事をポスト

この記事の関連情報