【俺の楽器・私の愛機】1454「50年ぶりの再会!」

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【SHIEN GUT GUITAR】(横浜市 横浜のギター好きおやじ 65歳)


私今年で65才、ギターを弾き始めて51年が経過しました。弾き始めは14才。当時は中学二年生で拓郎、陽水に没頭、ギターが欲しかったのですが何せ金は無し。

家にあった父親のガットギターを内緒で借りて日々格闘しておりました。ネックは太いはナイロン弦だわ、でコードFをマスターするのにもう大変。

その後念願のフォークギターを購入してからガットギターは父親に返却。その父親はこの七月に亡くなり先日遺品整理で片付け中にタンスの上に段ボールに入っていたギターを発見!

50年ぶりの再会です。

このギターは私が小学生の時には家にあったので多分1960年代には購入したのではと思います。無名のガットギターですがボディ、ネックも問題無し!弦を張り替えポリッシュで汚れを拭き取りイキイキした表情です。

50年ぶりの再会を機に私の愛機の新入りとして大切に弾き続けて参ります。以前投稿した愛機と共に載せて頂きます。




   ◆   ◆   ◆

初めてのギターは「押し入れから引っ張り出してきた弦高が1cmもあるクラシックギター」というのが、昭和のお約束でしたが、その典型的なエピソードの主役ギターと50年後に邂逅するってのは、なかなか聞いたことがない。ちょっと感動的というかエモいよね。ほとばしる青春の一滴を受け取った初めての人ですもんね。お父様は、このギターにどういうエピソードを持っていらしたんでしょう。もしかしたら「横浜のギター好きおやじ」さんのご生誕記念に購入したギターだったりして。人の暮らしと人生に寄り添うように、あるいはその間を縫うように楽器はいろんな旅をしているものです。やっぱ楽器はエモい。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

「楽器人の投稿がmusic UP'sに掲載されます」

全国約1,000カ所の音楽関連スポットで、毎月20日に配布されるフリーマガジン「music UP's」にて、楽器人の特集を掲載、【俺の楽器・私の愛機】で紹介された投稿の中からあなたの愛機をご紹介させていただきます。

※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。

引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。

◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
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