ローランド、モニタースピーカーのフラッグシップFluid Audio『Image2』発売
ローランドから、製品の品質と高いコストパフォーマンスが評価されているモニタースピーカー・ブランド「Fluid Audio」のモニター・スピーカー『Image2』を8月30日発売する。
『Image2』は、さまざまな音楽制作スタジオ環境において、より正確なモニタリングを実現するスタジオ・モニター・スピーカーのフラッグシップ・モデル。高い過渡応答性(※)とクリアかつ正確なサウンドを実現する新開発のAMT(エアーモーショントランスフォーマー)ツイーターや、ミッドレンジに加えて、独自のウーファースタビライザーである「Vi-Bracerテクノロジー」を採用した2基のウーファーを搭載し、高音質なサウンドを実現。さらに、Sonarworks社のサウンドキャリブレーションソフトウェア「SoundID Reference」と連携したルーム補正により、『Image2』を設置したスタジオのリファレンス環境を最適化。非常に正確なモニタリング環境を構築することができる。
※音声信号がスピーカーのコイルに入力されてから振動板が反応するまでの速度。過渡応答性が高いと音声信号に対してスピーカーのレスポンスが良くより正確なモニタリングが可能になる。
●歪みの少ないクリアで正確なサウンドを実現するドライバーとアンプ
『Image2』は、あらゆる音域において、高い過渡応答性、クリアかつ正確なサウンドを実現するドライバーとアンプを搭載。高音域には、新開発のAMTツイーターを搭載。歪みの少ない正確なサウンドをもたらす。中音域には、アルミニウムコーンのミッドレンジを搭載。アルミ素材を採用することで、高速応答かつクリアなサウンドを実現。低音域には、2基の8インチ・サイドファイアリング・ウーファーを装備。独自のウーファースタビライザーである「Vi-Bracerテクノロジー」により、左右のウーファーに対して内部からのマグネットによる斥力でウーファーを筐体にしっかりと固定。キャビネットの屈曲により発生する音の歪みを大幅に低減する。また、これら各ドライバーに対して独立したClassDアンプを接続することで、相互干渉を起こすことなく安定した出力を実現。
●より正確なモニタリング環境を実現するルーム補正
『Image2』は、Sonarworks社のサウンドキャリブレーション(補正)ソフトウェア「SoundID Reference」で作成したルームセットアップファイルをインポートks脳。これにより、『Image2』を設置したさまざまスタジオに最適化した音声出力を行うことができ、より正確なリファレンス・サウンドを体験できる。一般的なDAW(音楽制作ソフトウェア)によるルーム補正と異なり、『Image2』本体に内蔵されたDSP 回路がルーム補正を行うので、DAW を使用するパソコンのリソースを消費せず、パソコンの性能をDAW に集中させることでより快適な音楽制作環境を構築することができる。
●「Cubemix mode」により、2つのモニター環境を構築
楽曲を制作する際、ユーザー観点におけるサウンドチェックという観点から、多くのエンジニアが小型のフルレンジモニターをセカンドモニターとして設置。『Image2』は、より精度の高いモニタリングが可能ですが、内蔵DSPを用いて、小型モニターをエミュレートする「Cubemix mode」を搭載。『Image2』だけで、2つのモニタリング環境を構築することができる。
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