ポニーキャニオンアイドルプロジェクト「太陽と踊れ、月夜に唄え」デビューライブ。9月から対バンライブ開催
ポニーキャニオン主催のアイドルプロジェクト「太陽と踊れ、月夜に唄え」のデビューライブが、7月28日に東京・harevutaiで開催され、堂々のステージデビューを飾った。
◆ライブ写真
また9月から対バンライブ<日進月歩>が池袋harevutaiにて、3か月連続で開催されることが決定した。対バンゲストとしてSmewthie、tipToe、fishbowlがそれぞれ出演する。
第1回目のVol.1は9月13日に開催され、レーベルメイト・Smewthieとの対バンとなり、現在アプリ「ポニキャン」にてチケット先行申込受付中だ。
2023年3月から募集を開始し、応募総数1,000件の中から、4月に実施された最終オーディションの結果選ばれた9名は、2組のアイドルグループとして結成。「太陽と踊れ」はPOPな楽曲で「遊び」をテーマに、「月夜に唄え」はエモーションな楽曲で「少女の日記」をテーマに活動していき、時には2ユニットが混ざって楽曲を発表することも。時には仲間、時にはライバル。相反ではなく切磋琢磨する関係で物語を作っていく。
本プロジェクトの野島鉄平プロデューサーは、過去に三森すずこ、内田真礼、スタァライト九九組、DIALOGUE+、harmoeといった人気アニメ・声優アーティストを担当しており、楽曲制作陣にもアニソンやアイドルソングでも定評のある面々がズラリ。石濱翔、やしきん、渡辺翔などに加え、新進気鋭のAkki、星銀之丈、RIRIKOも参加。さらに、コレオグラファーとして沢口かなみも迎え、レーベル元のポニーキャニオン盤石のバックアップ体制を構築し、その本気度が垣間見える。
そんな期待感の高まる「太陽と踊れ、月夜に唄え」のデビューライブ当日は真夏の気持ち良い快晴で、めでたい旅立ちを飾るにふさわしい日だった。ライブ本番前にはゲネプロ公演も同会場で行われ、100名を超える"関係者"が集い、デビューに向けた最終調整に臨む彼女たちの姿を目に焼き付けた。ゲネプロ中には、メンバーの立ち位置や振り付けについて細かい修正も入り、本番公演への期待も高まる。
本番公演では、8月2日リリースの1stEP、太陽と踊れの「あっちむいてベイベー!」と、月夜に唄えの「幾望」収録曲を全曲披露。曲の合間には、メンバーが一人ずつこのプロジェクトにかける意気込みを述べていった。
◆ ◆ ◆
「私はお姉ちゃんがアイドルをしていたこともあり、小さい頃からずっとアイドルに憧れていました。今までたくさんのオーディションを受けましたが、どれも悔しい結果に終わってしまいました。そんな時に見つけたこのオーディション、アニメプロデューサーの方がプロデュースすると知り、アニメが好きな私にとても興味が沸きました。ずっと憧れだったアイドルになったからには、“アイドルといえば「太陽と踊れ」の花咲花桜”という存在になりたいです」──花咲花桜/太陽と踊れ
「私は元々自分に自信が無くて、表舞台に立つ仕事が務まるとは思っていませんでした。でも、高校生の時にダンスと出会ってから、踊っている自分もすごく好きになりました。ダンスが好きなこの気持ち、皆さんに届けたいです」──羽澄和奏/太陽と踊れ
「幼い頃から憧れていたアイドルになるという夢を諦めきれず、再挑戦しようと思ったところ太陽月夜のオーディションに出会いました。課題曲を聴いて、実際にステージに立ってこの曲を歌って踊ってみたいと思い応募しました。歩き始めたばかりですが、見てくれている皆さんを笑顔に出来るよう私達も全力で楽しみたいと思います」──野々瀬葉月/太陽と踊れ
「私は小さい頃からアニメが好きで、アニメがきっかけでアイドルがすごく好きになりました。先輩たちのような素敵なアイドルを目指して頑張りたいです。オーディションはすごく緊張して何度も駄目だと思ったのですけど、こんなに素敵な皆と合格させていただいて、これから色んなことに挑戦する機会をいただけたので、皆ともっともっと大きな景色を見たいと思っています」──凪楽ひより/太陽と踊れ
「私は自分の人生を変えたくて、福井県から憧れの東京に上京してきました。幼い頃から大好きだったアイドルになりたくて、これまで何度も挑戦してきましたが、結果は全て不合格。昨年20歳を迎え、周りも自分の将来について考え始める中、私は自分の夢を諦めきれずにいました。そんな時に出会ったのがこの太陽月夜のオーディション。年齢的にもラストチャンスと決めて挑みました。何の取り柄も無い私を見つけてくださったスタッフの皆様、本当にありがとうございます。やっと掴んだこのチャンス、絶対に無駄にしないよう全身全霊で頑張っていきます。皆さんを照らせる太陽のような存在になれますように。"太陽と踊れ"、よろしくお願いします!」──蒼生茉由/太陽と踊れ
「私は昔から何かを表現することがすごく好きで、人前に立って何かを表現したいと思っていました。チャンスが目の前にあったこともありましたが、掴むことができず悔しい日々を過ごしていました。ですがそんな時に太陽月夜のオーディションを受けてこう思ういました。"この素敵な曲を歌いたい、踊りたい、届けたい"。これからは太陽月夜というストーリーを皆さんと作りたいです」──雨島詩月/月夜に唄え
「東京に通いだして約3ヶ月。最初は不安でいっぱいだったけど、ここにいる最高のメンバー、優しいスタッフさん、そして優しく見守って応援してくださる皆さんがいるから、東京に来るのが楽しみになりました。これから、この最高のメンバーとアイドルのてっぺん目指して頑張るので応援よろしくお願いします」──榎宮あんり/月夜に唄え
「物心ついた時からアニメ・ゲーム・音楽が大好きなこと、皆を元気にできる存在になりたいことからアイドルになりましたが、アニメに関わりたい自分とのズレを感じていました。このオーディションを知り、合格できなかったら全て辞めよう、と自分に重圧をかけた挑戦が苦しかった時、課題曲『幾望』から未来への力をいただき、歌の大切さをより深く教わりました。月夜になれて、言葉にならないほど嬉しいです。これから皆の太陽月夜になりたいです」──三葉海緒/月夜に唄え
「昭和歌謡、宝塚、オペラ、アメリカの80'sなど、とにかく歌うことが好きな子どもでした。幼い頃から描いてきた夢に破れ、失意の中で大学に通っていたある日、このオーディションを見つけました。少女歌劇を題材にしていたアニメーションで、音楽プロデューサーを務めていた方がつくる……ここでなら舞台を夢見てきた私でもアイドルとして生きていけるかもしれないと思いました。いつか見られるかもしれないサイリウムの光る海に向かって、私の大好きな気持ちを、想いを歌う日を夢見て、今新たな一歩を踏み出します。"月夜に唄え"、よろしくお願いします!」──夕綺友里杏/月夜に唄え
◆ ◆ ◆
ライブ本編は、harevutai特有の大画面LEDに、曲ごとに用意されたビビッドな映像が流され、楽曲と相まってエモーショナルな雰囲気に包まれた。そして、「太陽と踊れ、月夜に唄え」は5人組と4人組のユニットであるが、9人全員で歌う全体曲も用意されており、この日はその9人での新曲「だれかさんがころんだ」と、「今しかできない音楽を」を披露。それぞれ特徴が異なるユニットが入り混じってのパフォーマンスは、このグループの可能性をさらに感じさせるもので、熱量が最高潮を迎えた会場からは本編ラストの後にアンコールの声が自然と巻き起こった。
これを受けて、本当に予定には無かったアンコールを急きょ実施することになり、こちらも9人全体曲「スプらっしゃい!」を披露して真夏のデビューライブは幕を閉じた。
(C) 2023 PONY CANYON INC.
セットリスト
M-2 けんけん Party Time!
M-3 Red-Stella
M-4 あっちむいてベイベー!
M-5 colorless
M-6 対戦ありがとうございました!
M-7 ネイビープール
M-8 幾望
M-9 だれかさんがころんだ
M-10 JUNK GAME POP
M-11 colorless
M-12 けんけん Party Time!
M-13 対戦ありがとうございました!
M-14 幾望
M-15 あっちむいてベイベー!
M-16 スプらっしゃい!
M-17 今しかできない音楽を
EN-1 スプらっしゃい!
太陽と踊れ 1st EP「あっちむいてベイベー!」
2,000円(税込)
特典:フルカラーブックレット12P
収録内容:
1. JUNK GAME POP
作詞・作曲:渡辺翔 編曲:ヤマモトショウ
2. けんけん Party Time!
作詞・作曲・編曲:やしきん(F.M.F)
3. Red-Stella
作詞:かわいあこ、星銀乃丈 作曲・編曲:星銀乃丈
4. あっちむいてベイベー!
作詞・作曲・編曲:Akki
月夜に唄え 1st EP「幾望」
2,000円(税込)
特典:フルカラーブックレット12P
収録内容:
1. colorless
作詞・作曲・編曲:中村瑛彦
2. 対戦ありがとうございました
作詞・作曲・編曲:Mumei
3. ネイビープール
作詞:やぎぬまかな 作曲・編曲:石濱翔(MONACA)
4. 幾望
作詞・作曲:RIRIKO 編曲:石原剛志