ゲイリー・ホルト「スレイヤーの再結成、あるとは思えない」

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メガデスのデイヴ・ムステイン(Vo, G)は昨秋、最後にもう一度“ビッグ4”公演を開催したく、スレイヤーの復帰を望んでいると話していたが、元スレイヤー、現エクソダスのギタリスト、ゲイリー・ホルトはスレイヤーの再結成はあり得ないと考えているそうだ。

◆ゲイリー・ホルト動画

ホルトは今週初め、米カリフォルニアで開かれた<Gary Holt x ESP Clinic>でリユニオンの可能性について問われると、こう答えた。「ああ、他の連中に訊いた方がいい。俺の管轄外だ。もし誰かから誘われたら、もちろん、俺はやるよ。でも、そんなことが起きるとは思えない。あのバンドは終わったんだと思う。5年前に始まり、いまだ続いている他のフェアウェル・ツアーなんかとは違い、あれは終わったんだと思う」

ホルトは昨年夏、『Guitar World』のインタビューで、「あのバンド(スレイヤー)の中にはもっと多くの音楽があったと思うが、彼らは、退去するのは遅すぎるより早過ぎるほうがいいって言ってたよ」「あのバンドは絶好調だった。金のためにやってるってバレながらも、あと数年続けるよりいい。そんなことしてたら、バンドのレガシーが傷ついていた」と話していた。

1981年に結成され、メタリカ、アンスラックス、メガデスと並びスラッシュ・メタルの四天王と称されたスレイヤーは、2018~2019年にフェアウェル・ツアーを開催し、活動に終止符を打った。


Ako Suzuki

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