ケリー・キング、トム・アラヤとはスレイヤー最後の公演以降、音信不通

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スレイヤーの創設メンバーであるケリー・キング(G)とトム・アラヤ(Vo,B)は、2019年11月30日に開催されたスレイヤーのラスト・コンサートを最後に連絡を絶っているという。

キングは『Rolling Stone』誌のインタビューで、最終公演以降、アラヤと話をしているかと問われると、こう答えた。「テキスト(・メッセージ)さえない。eメールさえもね。俺はあのバンドの他の連中とは電話やテキスト、メールで話をしてきた。もしトムから連絡があったら、俺は多分、返事はするだろう。内容にもよるが。でも、俺はいま、彼がいないほうがいいとは思っていない」

結成から解散まで約38年間活動を共にしてきた二人ではあるが、キングいわく「俺とトムが同じ考えを持ったことはない」そうだ。「例えば、俺がチョコレート・シェイクを欲していたら、彼はヴァニラ・シェイクを欲するだろう。空の色を問われたら、俺は青、トムは白と答えるだろう。俺らは違うタイプの人間だ。時が経つにつれ、それは顕著になった」「俺らがこの先、つるむことはないだろう。全く違うタイプだから。そして俺らは一緒に、素晴らしい音楽を作り、素晴らしいライヴをやってきた」

キングはこのインタビューで、デス・エンジェルのマーク・オゼグエダ(Vo)、ヘルイェーのカイル・サンダース(B)、元マシーン・ヘッドのフィル・デンメル(G)、元スレイヤーのポール・ボスタフ(Dr)と共に制作したソロ・デビュー・アルバム『From Hell I Rise』を5月にリリースすることを発表した。

スレイヤー時代の彼のギター・テックで、レコーディングを手伝ったというWarren Lee氏は今週初め、スタジオで撮影された彼らの写真をFacebookで公開している。

Ako Suzuki
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