【インタビュー】Petit Brabancon、京が語るEP『Automata』「初期衝動から次へ向かう先」

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■これからバンドの力が
■よりよく発揮できるのかな


──1stアルバムのヘヴィでエクストリームな感じに、このEPの6曲が加わることによってすごく音楽的な幅が広がったなという印象です。

京:すごく良いと思います。今回のEPのバランス、めっちゃ良いと思うんですよね。アルバムはアルバムで、当初僕が考えていた初期衝動みたいな、激しいイメージの爆発みたいな感じのやつは作れたので。次に向かうところとか、ライヴの幅を広げることを考えたら今回のEPはめちゃくちゃ良いと思うんですよね。“今までのPetit Brabanconはちょっとなぁ”みたいな人に、逆にすごく聴いてほしいと思っています、はい。

──この間のインタビューでは、とにかくツアーの本数が少なくて、イマイチ燃焼できなかったというようなお話もあったと思うんですけど、今回、ツアーも始まるということで、それに向けて何かご自分で考えていること、やりたいこととかありますか?

京:やってみないとわからないなっていうのはありますね。EPにはけっこういろいろな曲のバリエーションがあるので、それが今までのライヴに盛り込まれたらどんな感じの流れになるのか未知数なので。そこでどんなライヴができるのかなっていうのを、ライヴやリハをやりながらだんだん掴めてくるのが楽しいんだなと思いますね。

──前回ツアーでは、まだPetit Brabanconの世界が十分に確立したとは言い切れない、みたいなことをおっしゃっていましたけど。

京:うん。

──今回の曲が増えて、しかもお客さんの声出しもOKになって、ようやく通常のライヴに戻る。それによって京さんがやろうとしているPetit Brabanconの世界を、より明確に見せることができるということでしょうか。

京:そうですね。Petit Brabanconのライヴでファンの方が、声出さない、動かないというのは、イメージが全くなかったので。その縛りがなくなってこれからバンドの力がよりよく発揮できるのかなという感じはしています。


──実際、他でやっているバンドと明確な区別がついているという感じでもないんですよね、京さんの中で。

京:何もないですね。考えたこともないです。

──ただその場にいて、その音に応じた感情を爆発させる。

京:うん、そうです。

──それに応じてお客さんがさまざまな反応を返してきて、それがPetit Brabanconの世界になる。

京:うん、そうかもしれないですね。

──何か今回のツアーで特別に考えていることとかやろうとしていることというのはありますか?

京:ないんですよ。ないですね。逆に、スーツとかを着てライヴは絶対しないです(笑)。

──ははは。誰もそんなこと思っていないですよ。やったらみんな驚くだろうけど。

京:アー写(最新アーティスト写真)がそうじゃないですか。

──あれはスーツを着ているんですか?

京:ダブルのスーツを着ているんですけど。あんな格好ではライヴはしないです(笑)。

──アー写も、今までとずいぶん雰囲気が違いますよね。

京:マーヴェリックから、「ぜひこんな感じの写真を撮ってくれ」って言われたので、撮りました。

──そうなんですか。そこらへん、みなさんは強いこだわりってあまりないんですか?

京:いや、今まではずっとそういう感じでやっていたんですけど。押し曲とアー写に関しては今回スタッフから、「どうしても、どうしてもお願いします!」っていうふうに言われたので。メンバー各々考えてやった感じですね。


──ははは。非常にぶっちゃけたお話ありがたいですけど、そのまま書いていいのかしら(笑)。

京:僕は「正直に言いますよ」って言っていたので(笑)。

──ありがとうございます(笑)。でも単純にレパートリーが増えて、これで1時間半のライヴはたぶんできますよね。

京:そうですね、やるかやらないかは別として、1時間半はやろうと思えばできますね。でもあのライヴ感で1時間半やったら、たぶん死にますよ。

──みんな殺されに来るんじゃないですか(笑)?

京:もう物理的にこの前の長さでも、けっこうキツかったので。

──あ、バンドのメンバーがキツいっていう話ですか(笑)。

京:そうですね、けっこう厳しいかもしれない。

──でも期待してますよみんな(笑)。

京:あ、そうですか…(笑)。

取材・文◎小野島大
撮影◎河本悠貴(MV撮影時)

■1st EP「Automata」

2023年6月14日(水)発売
https://www.petitbrabancon.jp/


【完全限定盤(CD+Blu-ray) 】DCCA-116/117 ¥9,900 (税込)
※CD特殊パッケージ仕様
・Blu-ray:Petit Brabancon EXPLODE -01- 収録
・キャンバスアート風特殊パッケージ仕様:10インチ(約26センチ四方)のキャンバスアート風仕様。両面デザイン。裏面にクリアケース入りCD/Blu-rayを封入。裏面は蓄光仕様
・完全限定盤 購入者限定オリジナルTシャツ:購入サイトページアクセスコード封入
※Tシャツ販売価格:¥8,000(税込)
※フリーサイズ(XLサイズ相当):身丈78cm、身幅58cm、肩幅53cm、袖丈24cm
※素材:綿100%


▲完全限定盤


▲一般流通盤

【一般流通盤(CD)】DCCA-118 ¥2,200 (税込)
商品予約:https://www.petitbrabancon.jp/
▼CD収録曲 ※完全限定盤/一般流通盤共通
01 mind-blow 作曲 : yukihiro
02 孤動 作詩 : 京 作曲 : ミヤ
03 Loser 作詩 : 京 作曲 : antz
04 surely 作詩 : 京 作曲 : yukihiro
05 Common destiny 作詩 : 京 作曲 : antz
06 Miserable 作詩 : 京 作曲 : ミヤ

※完全限定盤はMAVERICK STOREもしくはGALAXY BROAD SHOPのみで購入可能
※一般流通盤は、TOWER RECORDS(店舗/ONLINE)、ヴィレッジヴァンガード(店舗/ONLINE)、Amazonでも購入可能

「孤動」:フジテレビ系音楽番組『Love music』6月度エンディングテーマ
「Miserable」:先行配信 https://orcd.co/j71qy9d


■『野犬増殖キャンペーン vol.1』

6月7日18時よりオフィシャルTwitterにて開始
https://twitter.com/PetitBra_staff
※対象Tweetが300RTされるごとに「Automata」収録楽曲のティザー映像を公開


■<Petit Brabancon Tour 2023「INDENTED BITE MARK」>

7月12日(水) 東京・Zepp DiverCity
open18:00 / start19:00
(問)HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
7月13日(木) 愛知・Zepp Nagoya
open18:00 / start19:00
(問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
7月17日(祝/月) 大阪 ・Zepp Osaka Bayside
open17:00 / start18:00
(問)SOUND CREATOR 06-6357-4400
7月22日(土) 宮城・SENDAI GIGS
open17:00 / start18:00
(問)ノースロードミュージック仙台 022-256-1000
7月23日(日) 神奈川・KT Zepp Yokohama
open17:00 / start18:00
(問)HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999
7月29日(土) 福岡・Zepp Fukuoka
open17:00 / start18:00
(問)キョードー西日本 0570-09-2424

▼チケット
・SSスタンディング(前方エリア/オリジナル特典付き):25,000円 ※税込/整理番号付き/ドリンク代別
・一般スタンディング:8,800円 ※税込/整理番号付き/ドリンク代別
・2階SS指定席(2階席前方エリア/オリジナル特典付き):25,000円 ※税込/ドリンク代別
・2階指定席:8,800円 ※税込/ドリンク代別
イープラス:https://eplus.jp/pb/


■オンデマンド配信<Petit Brabancon EXPLODE -01->

6月10日(土)12:00配信開始
・U-NEXT:https://video.unext.jp/
・FOD:https://fod.fujitv.co.jp
・スペシャオンデマンド:https://vod.spaceshower.jp/
・FODチャンネル for prime video:https://www.amazon.co.jp/gp/video/offers?benefitId=fodjp
・Amazon Prime Video スペシャオンデマンドチャンネル:https://www.amazon.co.jp/channels/spaceshowerjp
※各サービスともに配信開始と同時に視聴ページへのアクセス可能


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