スティーヴ・モーズ、ディープ・パープル脱退時「彼らは数秒間動揺した後、前へ進んだ」
スティーヴ・モーズが、ディープ・パープルのメンバーにバンドを脱退したいと告げたときのことを振り返った。彼は昨年春、病を患う妻に寄り添うため、ツアーから離脱。7月に正式に脱退が発表された。
◆スティーヴ・モーズ画像
モーズは、『Beaver County Times』のインタビューでこう語った。「僕がパープルを脱退したのは、ツアーが長過ぎるからだ。家庭内に緊急事態が発生したんだ。妻がステージ4の癌を患っている。彼らには、“僕にはもうこれはできない”と伝えた。彼らは3、4秒間、動揺した後、前へ進んだよ。そんなもんさ。僕は彼らの健闘を祈っているし、彼らは順調だ」
ディープ・パープル脱退後、モーズは今年2月からスティーヴ・モーズ・バンドのライヴ活動を再開。こちらは「短期間にし、9割の時間は家にいられるし、妻を連れ出すこともできる」と、無理のない範囲で行っているという。
スティーヴ・モーズ・バンドは、モーズ(G)とデイヴ・ラルー(B)、Van Romaine(Dr)のラインナップで2~4月に数公演を開催。今月終わりに4公演のミニ・ツアーを行う。
Ako Suzuki
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