ジャンキーXL劇伴、『アラビアンナイト 三千年の願い』主演ティルダ・スウィントンのインタビュー映像解禁

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ジョージ・ミラー監督最新作『アラビアンナイト 三千年の願い』が、2月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷他にて全国公開となる。

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この度、ティルダ・スウィントンのインタビュー映像を解禁した。なお音楽を担当したのは1990年代のビッグ・ビートムーヴメントを担ったひとりであり、ロックとダンスのクロスオーバー分野におけるパイオニアの一翼ジャンキーXLことトム・ホーケンバーグだ。

全世界を熱狂の渦に巻き込んだ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から8年。ジョージ・ミラー監督最新作がいよいよ日本上陸する。物語の舞台を灼熱の荒野からイスタンブールのホテルの一室へと一転させたミラー監督は、前作とはまったく異なる題材に挑戦。「アラジンと魔法のランプ」で有名なイスラムの説話集「アラビアンナイト」をモチーフに、圧倒的な造形美と絢爛たる色彩美に溢れた壮大な「おとぎ話」の世界を作り上げた。


解禁されたインタビュー映像では、アリシア役を演じたティルダ・スウィントンが「1番はジョージ・ミラーが監督を務めること」と、出演の決め手について振り返る。続けて「本作はこれまでの作品とはまったく違う。でも空想というものへの意気込みについては、どこか同じ雰囲気も感じる。初めて台本を読んだ時、まさにジョージ・ミラーの映画だと感じた」と、『ベイブ』『ハッピーフィート』『マッドマックス』シリーズといった様々なテイストの作品を手掛けてきた監督が創り上げる”空想の世界”への一貫性を感じとった様子。憧れの監督との仕事について聞かれると「厳格で熟練度が高いのにとても新鮮で自由に感じた。厳しいルールはないけれど、しっかりとした枠組みがある」と回答。色褪せるほどに使いこまれた絵コンテや撮影リストを使用していく様は、友人でもあるポン・ジュノ監督と似ていたようだ。作品のテーマについては、「本作が突き進む道筋には、人類や社会の進化といった要素が含まれている」と話し、その中に女性が置かれている境遇や、女性の充足感や願望も描かれていることを明かした。


ティルダ・スウィントンといえば、『コンスタンティン』(14)、『ドクター・ストレンジ』(16)、『フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(20)、『ヒューマン・ボイス』(20)など数々の話題作で個性的な役柄を見事に演じ分け、ひときわ異彩を放つ存在だ。今回は、幼い頃から孤独を愛し、空想の世界に生きてきた物語論の専門家・アリシアという、個性的な役を演じている。今回の役どころについて、「アリシアは現状を受け入れることに必死。物語が好きで物語で感情を見出している。魔人に出会い、願い事を聞かれた時も「願いなんてない」と答える。それを誇らしく思った」と、その魅力を絶賛した。


『アラビアンナイト 三千年の願い』

2月23日(木・祝)TOHO シネマズ 日比谷ほか 全国ロードショー

監督・脚本・製作:ジョージ・ミラー
出演:イドリス・エルバ、ティルダ・スウィントン
2022年|豪・米合作|英語・トルコ語|カラー|スコープサイズ|5.1ch|108分|原題:Three Thousand Years of Longing |字幕翻訳:松浦美奈|PG12
(C)2022 KENNEDY MILLER MITCHELL TTYOL PTY LTD.

■STORY
古今東西の物語や神話を研究するナラトロジー=物語論の専門家アリシアは、講演のためトルコのイスタンブールを訪れた。バザールで美しいガラス瓶を買い、ホテルの部屋に戻ると、中から突然巨大な魔人〈ジン〉が現れた。そして瓶から出してくれたお礼に「3つの願い」を叶えようと申し出る。そうすれば呪いが解けて自分も自由の身になれるのだ。だが物語の専門家アリシアは、その誘いに疑念を抱く。願い事の物語はどれも危険でハッピーエンドがないことを知っていたのだ。魔人は彼女の考えを変えさせようと、紀元前からの3000年に及ぶ自身の物語を語り始める。そしてアリシアは、魔人も、さらに自らをも驚かせることになる、ある願い事をするのだった……。

◆『アラビアンナイト 三千年の願い』 オフィシャルサイト
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