スティーヴ・ヴァイ、36年前に盗まれたギターと再会

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Photo: Larry DiMarzio

36年もの間行方不明となっていたスティーヴ・ヴァイの“スイス・チーズ”・ギターが、最近、メキシコ・ティフアナにある家の屋根裏で発見され、ヴァイの元に返却されたという。

◆スティーヴ・ヴァイ画像

このギターは、ヴァイが制作に参加したデイヴィッド・リー・ロスの楽曲「Yankee Rose」(1986年)のミュージック・ビデオ撮影で使用され、その年の夏、イート・エム・アンド・スマイルのツアーに持ち出そうとしていたところ、リハーサルを行っていた場所で盗まれてしまったそうだ。

ヴァイは週末、ギターを手に微笑む写真をFacebookに投稿し、「再会、いい気分だ。奇妙なことに、36年半前、行方不明となった僕のカスタムJoe Despagni“スイス・チーズ”ギターがとうとう僕の元に戻ってきた」「ギターはIván Gonzáles Acosta青年により、彼の祖父母の家の屋根裏で発見された。祖父母の前にそこに住んでいた人たちが、どこかでこのギターを買い、屋根裏に置きっ放しにしていたようだ」と、報告した。

発見者がギターの画像をSNSに投稿したところ、ヴァイの歴代ギターについて熟知しているMike Mesker氏の目に留まり、無事、返却の運びとなったそうだ。

この“スイス・チーズ”ギターは、ヴァイの親友、故Joe Despagniにより作られた。行方不明だった36年間プレイされていなかったのか、いい状態で戻ってきたという。



Ako Suzuki
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