【俺の楽器・私の愛機】1140「惚れた弱みと腐れ縁」
【EDWARDS E-FV-103B】(神奈川県 トシヒロ・ザ・ベースマン 36歳)
元々はジャズべのPUが載ったジャズベ以外の竿が欲しいという狙いだったんですが、どうしてこうなった。もはや、俺自身にも分かりません。
車などで購入費用よりも修理代の方が高くついてしまったなどという笑い話がありますが、言ってみれば、これは惚れた弱みの派生形だと思うんですよね。よく考えてみると、初めて買ったエレキギターも初心者セットのFVだったなと。恐らく直感的にFVの形が好きだったんでしょう。
いざ買ったはいいものの、ミドルスケールで生音が小さく、元々のPUの貧弱さが如何ともしがたく、そこから安易にPUを交換すると、もうアップデートが止まらない。どうにか使える音にしたいと次々に、アクティブ化、ブリッジ交換などなどなど。最終的に残ったのは木材だけ、まぁ、これも詰まるところ、惚れた弱みでしょう。気が付けば、中古で購入した価格の6倍程度、定価の2.5倍程度の金額はかかったでしょう(覚えている限りで)。
音の好みも推移するもので一時期はメインの座を退いていたものの、メインへ返り咲き、そのまま居座るという事態に。というのも、仕事で腱鞘炎を患い久しく、加齢とともに腰の爆弾が成長する一方だからという、どちらかというとマイナス方面での再抜擢だったものの、走攻守ならぬ、音よし、見た目よし、弾きやすさよし、楽器に於けるこの三拍子で文句なんてないでしょう。
ステッカーチューンも進み、個人特定機材として余りある見た目に。対バンさんからの声掛けの理由がコイツだったなんでこともしばしば。かれこれ所有期間からすれば、かなりの古株の方になってきました。雑な使い方をすれど、ライブ後にはピックの粉やら汗やらの掃除を絶対に行い、労わる関係性。これからもこういった惚れた弱み、もとい腐れ縁を元にした関係性は続いていくのでしょう。いつまでバンド頑張れるかな。
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おー、まだまだバンド現役なんですね。それにしてもメイン機となる相棒との付き合い方としては、正しくも理想的な歩みなのではないでしょうか。価格がどうであれ、素性がどうであれ、惚れちまったヤツと悲喜交交を共有しながら歩んでいくのがプレイヤーの性。ステッカーは愛情の証…そしてもちろん楽屋トークの投下ネタ。正しくバンドマンの鑑です。このように変遷の様子が写真として残っているのも、深き愛情の表れですね。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
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引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
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