イエス、2023年に『リレイヤー』ツアーを開催

ポスト

現在、1972年に発表した5枚目のスタジオ・アルバム『Close To The Edge』(邦題:危機)の50周年記念ツアーを開催中のイエスが、2023年に7枚目のスタジオ・アルバム『Relayer』を全プレイするツアーを行うことを告知した。

◆イエス画像

まずは、6月10~20日に英国で開かれる8公演の日程が発表された。スティーヴ・ハウ(G)、ジェフ・ダウンズ(Key)、ジョン・デイヴィソン(Vo)、ビリー・シャーウッド(B)に加え、今年5月に亡くなったアラン・ホワイトに代わってジェイ・シェレンが参加する。

『Relayer』を主役とするこの<アルバム・シリーズ・ツアー>は当初、2020年の開催を予定していたが、パンデミックにより延期され、『Close To The Edge』の50周年を記念した現行のツアーが先に行われることとなった。『Close To The Edge』ツアーは2022年6月に英国で開幕し、9月には日本でも開催された。先週スタートした北米ツアーは11月19日まで続く。

『Close To The Edge』と『Relayer』はどちらも英国で4位をマーク。イエスはその2作の間に発表した『Tales From Topographic Oceans』(邦題:海洋地形学の物語/1973年)と、8枚目のスタジオ・アルバム『Going For The One』(邦題:究極/1977年)で全英1位を獲得している。

2019年に<アルバム・シリーズ・ツアー>の開催を発表したとき、アラン・ホワイトは「『Relayer』は、このバンドのレパートリーの中で最もクリエイティブで興味深い作品の一つだと確信している。演奏するのはチャレンジでもあり、非常に楽しい」と、コメントしていた。



Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報