ブライアン・イーノ、17年ぶりのボーカル・アルバムをリリース
Album Artwork by Nick Robertson
ブライアン・イーノが、ニュー・アルバム『FOREVERANDEVERNOMORE』を10月14日にリリースすると発表した。
◆ブライアン・イーノ動画、画像
このアルバムには、2021年8月にギリシャのアクロポリスで行ったライブ・パフォーマンスのため制作された「There Were Bells」「Garden of Stars」のスタジオ録音や、展示会<Back to Earth>のためのオーディオ・インスタレーション作品に含まれる「Making Gardens Out of Silence」など10曲が収録される。イーノは今作で、2005年発表の『Another Day On Earth』以来17年ぶりにボーカルも担当したそうだ。
長年のコラボレーターであるギタリストのレオ・エイブラハムズ、音楽家兼ソフトウェア・デザイナーのピーター・チルヴァース、ボーカリストのクローダ・シモンズ、音楽家のジョン・ホプキンスに加え、弟で音楽家のロジャー・イーノ、娘のセシリー・イーノとダーラ・イーノも参加し、ウエスト・ロンドンにあるプライベート・スタジオでレコーディングが行われたという。
この発表とあわせて、アルバムの予約受付と先行シングル「There Were Bells」の配信が7月28日よりスタートする。また、アクロポリスでのコンサートの映像を使用したパフォーマンス・ビデオも公開された。デジタル・アルバムはドルビーアトモスにも対応する。
ブライアン・イーノは下記のようにコメントしている。
◆ ◆ ◆
■ブライアン・イーノ コメント
(C) Cecily Eno
皆さんと同じように(どうやら世界のほとんどの政府を除いて)、私は狭まっていく不安定な未来について考え、この音楽は、そのような考え、いえ、”感情”から生まれたものです。このような思いを共有する私たちは、世界が目まぐるしく変化し、その大部分が永遠に消え去ろうとしていることを理解しています...だから、このアルバムのタイトルにしたのです。
このアルバムは、何を信じてどう行動すべきかを伝えるためのプロパガンダではありません。私自身が自分の“感情”を探求している証です。リスナーの皆さんとも、このような経験や探求を共有できればと願っています。
私たちアーティストが、実は“感情の商人”であるという考えを受け入れるまで時間がかかりました。“感情”というものは主観的なのです。数値化したり比較したりするのが難しいので科学的には語られませんが、“感情”は思考の始まりで、なくてはならない存在でもあるのです。“感情”は、脳が意識している以上の広いレンズで、身体全体に影響を及ぼすものです。
アートによって、私たちはその “感情” を知り、気づき、そこから学び、好き嫌いを知り、そこから “感情” を “行動” に変えていけるのです。子どもは遊びを通して学び、大人はアートを通して遊びます。アートは “感情” を持つ空間を与えてくれますが、本を閉じたりギャラリーから出るように、オフスイッチもついています。アートは、楽しいことも辛いことも、 “感情” を経験する安全な場所です。 その “感情”は、私たちが切望するものであることもあれば、避けたいものでもあります。
地球を救う唯一の希望は、私たちが地球に対して異なる “感情” を抱き始めることだと、私はますます確信しています。生命の驚くべきありえなさに再び魅了され、すでに失ったものに後悔や辱めを感じ、私たちが直面している挑戦と不透明な未来に爽快感を覚えるかもしれません。簡潔に言えば、私たちは自然、文明、そして未来への希望に、再び恋に落ちる必要があるのです。
◆ ◆ ◆
予約:https://BrianEno.lnk.to/al_FOREVERANDEVERNOMOREPR
収録曲(デジタル配信楽曲):
1. Who Gives a Thought
2. We Let It In
3. Icarus or Blériot
4. Garden of Stars
5. Inclusion
6. There Were Bells
7. Sherry
8. I’m Hardly Me
9. These Small Noises
10. Making Gardens Out of Silence
ブライアン・イーノ(Vo,Produce)
レオ・エイブラハムズ(G)[1, 3, 4, 6, 7, 9]
ダーラ・イーノ(Vo)[2, 8]
セシリー・イーノ(Vo)[4]
ロジャー・イーノ(Acc)[4, 6]
ピーター・チルヴァース(Key)[4]
マリーナ・ムーア(Vn,Va)[5]
クローダ・シモンズ(Vo)[9]
ジョン・ホプキンス(Key)[9]
キョウコ・イナトメ(Vo)[10]
詳細・応募:https://www.universal-music.co.jp/brian-eno/news/2022-07-28/
※会期延長
詳細:https://ambientkyoto.com/
ブライアン・イーノが、ニュー・アルバム『FOREVERANDEVERNOMORE』を10月14日にリリースすると発表した。
◆ブライアン・イーノ動画、画像
このアルバムには、2021年8月にギリシャのアクロポリスで行ったライブ・パフォーマンスのため制作された「There Were Bells」「Garden of Stars」のスタジオ録音や、展示会<Back to Earth>のためのオーディオ・インスタレーション作品に含まれる「Making Gardens Out of Silence」など10曲が収録される。イーノは今作で、2005年発表の『Another Day On Earth』以来17年ぶりにボーカルも担当したそうだ。
長年のコラボレーターであるギタリストのレオ・エイブラハムズ、音楽家兼ソフトウェア・デザイナーのピーター・チルヴァース、ボーカリストのクローダ・シモンズ、音楽家のジョン・ホプキンスに加え、弟で音楽家のロジャー・イーノ、娘のセシリー・イーノとダーラ・イーノも参加し、ウエスト・ロンドンにあるプライベート・スタジオでレコーディングが行われたという。
この発表とあわせて、アルバムの予約受付と先行シングル「There Were Bells」の配信が7月28日よりスタートする。また、アクロポリスでのコンサートの映像を使用したパフォーマンス・ビデオも公開された。デジタル・アルバムはドルビーアトモスにも対応する。
ブライアン・イーノは下記のようにコメントしている。
◆ ◆ ◆
■ブライアン・イーノ コメント
(C) Cecily Eno
皆さんと同じように(どうやら世界のほとんどの政府を除いて)、私は狭まっていく不安定な未来について考え、この音楽は、そのような考え、いえ、”感情”から生まれたものです。このような思いを共有する私たちは、世界が目まぐるしく変化し、その大部分が永遠に消え去ろうとしていることを理解しています...だから、このアルバムのタイトルにしたのです。
このアルバムは、何を信じてどう行動すべきかを伝えるためのプロパガンダではありません。私自身が自分の“感情”を探求している証です。リスナーの皆さんとも、このような経験や探求を共有できればと願っています。
私たちアーティストが、実は“感情の商人”であるという考えを受け入れるまで時間がかかりました。“感情”というものは主観的なのです。数値化したり比較したりするのが難しいので科学的には語られませんが、“感情”は思考の始まりで、なくてはならない存在でもあるのです。“感情”は、脳が意識している以上の広いレンズで、身体全体に影響を及ぼすものです。
アートによって、私たちはその “感情” を知り、気づき、そこから学び、好き嫌いを知り、そこから “感情” を “行動” に変えていけるのです。子どもは遊びを通して学び、大人はアートを通して遊びます。アートは “感情” を持つ空間を与えてくれますが、本を閉じたりギャラリーから出るように、オフスイッチもついています。アートは、楽しいことも辛いことも、 “感情” を経験する安全な場所です。 その “感情”は、私たちが切望するものであることもあれば、避けたいものでもあります。
地球を救う唯一の希望は、私たちが地球に対して異なる “感情” を抱き始めることだと、私はますます確信しています。生命の驚くべきありえなさに再び魅了され、すでに失ったものに後悔や辱めを感じ、私たちが直面している挑戦と不透明な未来に爽快感を覚えるかもしれません。簡潔に言えば、私たちは自然、文明、そして未来への希望に、再び恋に落ちる必要があるのです。
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アルバム『FOREVERANDEVERNOMORE』
予約:https://BrianEno.lnk.to/al_FOREVERANDEVERNOMOREPR
収録曲(デジタル配信楽曲):
1. Who Gives a Thought
2. We Let It In
3. Icarus or Blériot
4. Garden of Stars
5. Inclusion
6. There Were Bells
7. Sherry
8. I’m Hardly Me
9. These Small Noises
10. Making Gardens Out of Silence
ブライアン・イーノ(Vo,Produce)
レオ・エイブラハムズ(G)[1, 3, 4, 6, 7, 9]
ダーラ・イーノ(Vo)[2, 8]
セシリー・イーノ(Vo)[4]
ロジャー・イーノ(Acc)[4, 6]
ピーター・チルヴァース(Key)[4]
マリーナ・ムーア(Vn,Va)[5]
クローダ・シモンズ(Vo)[9]
ジョン・ホプキンス(Key)[9]
キョウコ・イナトメ(Vo)[10]
<デジタルキャンペーン>
詳細・応募:https://www.universal-music.co.jp/brian-eno/news/2022-07-28/
<音と光の展覧会 BRIAN ENO AMBIENT KYOTO>
※会期延長
詳細:https://ambientkyoto.com/
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