ブライアン・イーノ、初の公式ドキュメンタリーの制作が決定
ブライアン・イーノが初めて公認した彼のドキュメンタリー『Eno』の制作がスタートしたという。
◆ブライアン・イーノ画像
アメリカの映像作家/ヴィジュアル・アーティストのGary Hustwitは、数百時間にもおよぶ未発表映像、未発表音楽、ヴィジュアル作品などへのアクセスが許可されており、イーノのキャリアを振り返り、彼の知られざる一面を明らかにする。
『Variety』によると、具体的にはまだ示されていないが、ドキュメンタリーは多様なヴァージョンで公開され、制作や公開にあたり“革新的な生成テクノロジー”が駆使されるという。Hustwitは、「ブライアン・イーノにはこのようなアプローチを取るのが相応しい。彼はこれまで多くのオファーを断ってきた。従来のバイオグラフィ映画は望んでいなかったからだ」とコメントしている。
Hustwitはこれまで、ウィルコのドキュメンタリー映画『I Am Trying to Break Your Heart: A Film About Wilco』(2002年)、ロバート・モーグを取り上げた『Moog』(2004年)、メイヴィス・ステイプルズのドキュメンタリー『Mavis!』(2015年)などをプロデュースしており、イーノとは、Hustwitが監督したディーター・ラムスのドキュメンタリー映画『Rams』(2018年)の音楽を制作してもらって以来の付き合いだという。
『Eno』は2023年の公開を予定している。
Ako Suzuki
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