【ライブレポート】<貴ちゃんナイト>、カーネーションの直枝政広、長澤知之、シュノーケルの西村晋弥が金石の交わり

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bayfm番組『MOZAIKU NIGHT FRIDAY』のラジオパーソナリティである中村貴子が、“大好きなミュージシャン”を迎え、“いちオーディエンスとして見たい!”組み合わせにこだわるライブイベントが<貴ちゃんナイト>だ。その“vol.14”が2022年5月21日、下北沢 CLUB251にて開催された。出演は、ラジオを通して長年親交を深めてきたカーネーションの直枝政広、長澤知之、シュノーケルの西村晋弥の3組。同ライブイベントのオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆<貴ちゃんナイト vol.14>出演者 画像

2年ぶりに同イベントのホームである下北沢CLUB251で行われた“vol.14”は、通常のバンドスタイルではなく、この時期ならではの弾き語りによる、ハートフルでアットホームな特別回となった。







▲西村晋弥(シュノーケル)

トップバッターを務めたのは、スリーピースバンド・シュノーケルの西村晋弥(Vo&G)。近年は映画の監督や脚本、俳優など多方面でも活動中だ。中高校生の頃は、カーネーションがテーマ曲を担当したこともある中村貴子のラジオ番組NHK FM『ミュージックスクエア』のヘヴィリスナーでもあり、持ち前のポップさと明るさで、イベント出演の喜びを素直に炸裂させたステージを披露。この夜が楽しい1日になることを確信させてくれた。







▲長澤知之

続いては、デビュー前に西村晋弥と共に福岡のライブ喫茶“照和”に出演していた同期仲間でもある長澤知之。主催者である中村貴子がイベントへの出演を熱望していたアーティストが、満を持して登場だ。“vol.14”のキーマンでもある。今日という日を楽しんでいることが全身から伝わる人懐っこい笑顔と、唯一無二のパフォーマンスでオーディエンスを魅了した。







▲直枝政広(カーネーション)

トリを務めたのは、カーネーションとして出演した2014年開催の“vol.6”以来、二度目の出演となる、直枝政広。直枝をリスペクトする長澤知之からのラブコールに応えた形での出演だ。二人のライブ共演は10年ぶりとなる。色気と気だるさが混ざりあった歌声はもちろんのこと、弾き語りになると、直枝のギターテクニックが際立つ。溜息が出るような素晴らしいライブで本編を締め括った。






▲encore session

そして、最後に披露されたアンコールセッション。2022年5月21日の下北沢 CLUB 251が、どこよりも音楽愛に溢れた場所になった。

ラジオから突然流れてきた音楽に恋したように、ライブイベントで新しい“好き”に出会える絶好のチャンスが<貴ちゃんナイト vol.14>だった。音楽性も佇まいも世代も違う3組が、なぜここまで、出会った人達を惹きつけ、愛され続けるのか? 歌い続けるのか? <貴ちゃんナイト vol.14>は5月29日23:59までアーカイブを配信中だ。その目で、耳で、ご確認を。

撮影◎俵 和彦

■ライブイベント<貴ちゃんナイト vol.14>2022年5月21日(土)@下北沢 CLUB 251セットリスト

▼西村晋弥 (シュノーケル)
1. 誓い
2. 波風サテライト
3. Love Me Shelley
4. 絶対的恋愛ヒエラルキー
5. 走馬灯
6. 君に響け
▼長澤知之
1. ボトラー
2. あああ
3. ソウルセラー
4. マカロニグラタン
5. 15の夏
6. されど木馬
7. ゴルゴタの丘
8. 蜘蛛の糸
▼直枝政広 (カーネーション)
1. センチメンタル
2. マーキュロクロムと卵の泡
3. LOVERS & SISTERS
4. ANGEL
5. SUPER RIDE
6. コズミック・シーのランチ・タイム with 松江潤
7. JUICY LUCY
▼encore / session
en1. 大きな水たまり (オリジナル:シュノーケル) 西村晋弥 × 長澤知之
en2. マンドラゴラの花 (オリジナル:長澤知之) 長澤知之 × 西村晋弥
en3. 60wはぼくの頭の上で光ってる (オリジナル:カーネーション) 直枝政広 × 長澤知之 × 西村晋弥

■<貴ちゃんナイト vol.14>アーカイブ配信

▼出演
直枝政広(カーネーション)
長澤知之
西村晋弥(シュノーケル)
MC:中村貴子
アーカイブ期間:5/29(日) 23:59まで
▼チケット
¥2,000
販売期間:5/14(土)10:00 〜 5/29(日)21:00
Streaming+ (イープラス):https://eplus.jp/takanight/haishin/

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