【俺の楽器・私の愛機】814「あなた無しでは、、、」

【アンドレアス・ウィルファー(ドイツ) 96年】（兵庫県淡路市　森岩光　還暦？）


前にmoon JJ 165 バルトリーニ(85年頃)と古いTOKAI JB-80(fl改)を掲載して頂いた者です。
何で↑が放置プレーなのか？の理由が今回のコントラバス。

27歳の遅駆けでコントラバス(鈴木の中間グレード物)を始めて8年目、買い換え/一生モノを決意して1996年のゴールデンウィークに楽器探しの旅の最初に予定にはなかった、(ちょっと覗いてみるか？と)たまたま入った神戸の某弦楽器専門店(新生)での運命の出逢いでした。

このお店のイチオシ、1996年新作ドイツ製。アンドレアス・ウィルファーが三本並んで居て、一番表板の木目が緻密で裏板にちょっと虎杢が入っていた個体をチョイス。下～最高音域迄安定した豊かな鳴りと大音量かつ、まるでイタリアンのような綺麗な美声にイチコロでした。

全体的にシンプルな材木で質実剛健をそのまま具現したような個体。店のアナウンスでは先代から工房を継承した当代27歳の作で材木はじい様が戦前に仕入れて寝かせていたというある意味このクラスではあり得ない話(当時で約60年寝かせた(ストック)モノらしい)。

今年2022年で26歳。(本物のオールド/ヴィンテージライクなサウンドに育つには50年以上！必要と言われていますが、、、)

エンドピンをカーボンと真鍮のハイブリッドに。約10年前に極厚な指板に交換。弦は化学繊維の芯線のいわゆるフェイクガットを主に仕様。現在はダダリオのザイエックス ライトテンションを愛用中。ピックアップは幾度もの変遷を経て昨年より日本が誇る安心安定の最高級ピックアップ？の山彦を搭載。

因みに弓も同時に買い換えてお店がイチオシの若手作家(当時)の「ウォルターバイオレット」氏の格安な【セカンドライン】(正規は当時で25万(今なら倍以上でしょうか？))セカンドラインながら場合によっては正規ラインにひけを取りません？




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門外漢なのでよくわからないというのが正直なところなのですけど、以前ジャズベを投稿していただいたベーシストがコントラバスを手にするとどういうプレイをするのでしょう。音楽性が全くわからないのですけど、きっと4ビートが心地よいジャズで活躍されているんでしょうね。26年の年輪の重みを感じます。（JMN統括編集長 烏丸）


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