ジェイソン・ボーナム、テイラー・ホーキンスの訃報に父を喪った日の記憶がよみがえる

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元レッド・ツェッペリンのドラマー、ジョン・ボーナムの息子ジェイソンは、フー・ファイターズのテイラー・ホーキンスの訃報を知ったとき、父が亡くなった日のことを思い出したという。

◆ジェイソン・ボーナム画像

ジェイソンは米ラジオ局102.3 WBABのインタビューで、ホーキンスを追悼し、こう話した。「テイラーを喪ったとき、父が亡くなったと知った日の記憶が堰を切ったようにあふれ出した。テイラーの家族、友人、子供たちへ愛を送りたい。心から彼らの幸福を祈ってる。彼は素晴らしい人だった。僕は彼と何度か一緒に過ごす機会があった。デイヴ(・グロール)やあのバンドのメンバーは本当にいい奴らだ」

ジェイソンは、サミー・ヘイガー&ザ・サークルの公演が始まる直前にホーキンスの訃報を知ったそうで、その夜は「プレイするのがこれまでで最もきつい公演の1つ」になったという。「親しくしていた人を喪うと、いろんなことを思い出す。でも同時に、楽しかったこと、笑顔、笑いもよみがえるのを忘れてはいけない。僕はラッキーなことに、YouTubeやインターネットに父のビデオがいっぱいあり、それで振り返ることができる。父に会う機会がなかった僕の子供たちに、それらを見せ、“これが君らのお祖父ちゃんだ…”って言うことができる。だから、僕らは恵まれている。彼がどんなだったか、子供たちに見せられるビデオが常にあるからね」

ジョン・ボーナムは1980年9月25日、32歳で死去。ジェイソンは14歳だった。

ジェイソンの息子Jager Henryは、祖父、父同様音楽の道を進み、2021年秋にファースト・シングル「Wake Me Up」を発表。今年2月にコーンのドラマー、レイ・ルジアーとコラボしたシングル「Love Yourself」をリリースした。



Ako Suzuki
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