ブリット・アワーズ、Infloがプロデューサー・オブ・ザ・イヤーに
▲リトル・シムズ『Sometimes I Might Be Introvert』(2021年)
英国最大級の音楽アワーズ<BRIT Awards>が、金曜日(1月28日)、授賞式に先駆け、プロデューサー・オブ・ザ・イヤーの受賞者を発表した。
今年は、マイケル・キワヌーカやリトル・シムズ、Cleo Solらの作品をプロデュースしてきたInfloが受賞した。最近では、アデルの『30』でもプロデューサーの1人としてクレジットされている。Infloは、Cleo Sol、Kid Sisterと共にSAULTとしても活動している。
<BRIT Awards>のプロデューサー・オブ・ザ・イヤーは1977年に開設され、黒人のプロデューサーが受賞するのは初めてだという。
Infloは、「Britの最優秀プロデューサーを受賞した初のブラック・ミュージック・プロデューサーとして、変化の一部を担えたのは光栄だ。僕の前にいた全てのブラック・プロデューサー達、僕はあなた達みんなに畏敬の念を抱いており、あなた達から学んだ。僕はあなた達の代表だ。この道を切り開き、ブリティッシュ・ミュージックに不可欠な貢献をしてくれて、ありがとう」と、コメントしている。
Infloは2月8日にロンドンで開催される授賞式で、その栄誉を称えられる。今年の<BRIT Awards>では、彼が手掛けたリトル・シムズの『Sometimes I Might Be Introvert』とアデルの『30』の2作がブリティッシュ・アルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされている。
Ako Suzuki
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