【俺の楽器・私の愛機】536「フライングW」

【Bacchus BFV Model(Mod.)】（青森市　世も末　28歳）


No.427にてテレマスターデラックスを掲載頂いた者です。その節は大変お世話になりました。

私の手元に残っているのは本当に奇天烈なギターばかりで恐縮なのですが、少しずつ紹介させてください。あと10本くらいあります。

「フライングVにビグスビーを載せてやろう」というお座敷遊びのような発想は幾多の偉人が踏破してきたと思います。現にロニーマックのシグネチャーなんかがありますし、新宿で現物を目にしたことがあります。70万くらいで売られていて、身の丈に合わないギターだな…と思って幾年のネットサーフィンを続けると、突然にビグスビーを無理矢理載せたBacchus製フライングVが現れました。

この時点で既にビグスビーを突っ込まれていたのですが、「前後ともハイロートロンにしちゃお」と思い立ったがために、最早フライングVとして生まれてきた意味は何だったのか、というくらいの奇天烈なギターと成り果てました。

結果的には、「ハイロートロン+ビグスビーを積んだ由緒正しきグレッチ」を、フライングVのボディにまんま載せたキメラみたいなギターになりました。現場でちやほやされるギターになってくれたら嬉しいです。

我が家の変なVシェイプはもう一本あります。次回はRS Guitarworks TeeVeeをご紹介したいと思います。


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いやいやなんだろ、めっちゃカッコいいぞ。ハイロートロンがその感じを醸し出しているのかな。太めの黒エスカッションの存在感がいいのかもしれん。裏通しからビグスビーになって重量も増えたでしょうから、サウンドにも変化があったかな。音も気になります。（JMN統括編集長 烏丸）


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