ツアー再開も、メンバーや関係者のコロナ感染で公演を中止するバンドが続出

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アメリカでは最近、ライヴ活動を再開するミュージシャンが増えつつあるものの、ツアー中、メンバーもしくは関係者が感染し、公演を中止/延期せざるを得なくなったバンドが次々と現れている。

先月、フー・ファイターズとバックチェリーが一部公演を延期すると伝え、今月に入ると、フォール・アウト・ボーイが、関係者が感染したため、グリーン・デイ、ウィーザーと開催中の<Hella Mega>ツアーを一時離脱すると発表。テスラとレーナード・スキナードもメンバーが感染しツアー日程に影響が出た。

さらに、先週終わりには、コーン、ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンのMammoth WVH、Pop Evilが続けて公演の中止や延期を告知している。

Mammoth WVHは金曜日(8月13日)、ツアー・スタッフが陽性だったため、その日と月曜日(16日)の公演を中止するとの声明を出した。コーンは翌日(14日)、その夜の公演を延期すると発表後、フロントマンのジョナサン・デイヴィスが感染したことを明かし、さらに5公演を先に延ばすと伝えた。Pop Evilはメンバーの1人が感染したため、8月終わりまでの8公演を延期する。

Pop Evilのメンバーとクルーは全員、ツアーが始まる前にワクチン接種を完了していたという。





ライヴ再開に関しては、コンサート会場でのクラスターのほうが懸念されていたが、実際には別の現象が起きている。

Ako Suzuki

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