【俺の楽器・私の愛機】173「意外にロケンローギター！？なイナゴ君です。」

【1966年製 Gibson ES175DN】（三重県　ギターバカボン　ひ・み・つ）


若い頃は、ギブソンのフルアコなんてギター漫談の大御所のイメージで苦手でした。同郷のスーパー・スター植木等サンが弾いていた勇姿はカッコ良かったのですが。後はやはり175というとジャズの名演の数々ですよね。されど以前にもチャックベリーに憧れて50年代のブロンドの350やアルニコPUのバードランドを買ったりもしましたが、たまたま見つけたこのイナゴ君は以前に著名ジャズメンがお持ちだったらしく、ペグやノブは替わってましたが、トップ落ちも少なくベストな調整もあり、とにかく弾き易くサウンドもふくよかさとクランチにした時の芯のある音が意外とスコッティ・ムーアとかジミー・ノーランみたいなカッティングサウンドとは又違った御機嫌なドライブ・サウンドが最高のロケンローギターです。フォークぽくない弾き語りにも重宝しています。



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ロケンロールなES175、いいなあ。私も2年に一度ペースでフルアコが欲しくなるんですが「買ってどうするの？」と冷静な天使の声に諭されて購入を踏みとどまるという年月を繰り返しています。ジャジーなボキャブラリーが皆無なので、弾きこなせないなという残念な思いです。でもロケンロールなら楽しそうだな…。（JMN統括編集長 烏丸）


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