フェイ・ウェブスター、絶賛された前作から2年、4th AL『I Know I’m Funny haha』リリース
23歳のアーティスト、フェイ・ウェブスターの最新作『I Know I’m Funny haha』は、これまでの彼女の作品の中でも最も完成度の高い作品となった。
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彼女は通常、曲ごとのアプローチでアルバム制作に取り組んでいたが、2020年の状況下では、より集中的なレコーディングのプロセスが必要となった。そこで、自らが希望するアセンズを拠点とするプレイヤー達を集め、プロデューサー/ミキサーのドリュー・ヴァンデンバーグ(Deerhunter、Of Montreal、Kishi Bashi)と共にスタジオに入った。こうして、ドラムのハロルド・ブラウン、ベースのブライアン・ハワード、キーボードのニック・ローゼン、ペダル・スチール(ウェブスターのレコードで最も信頼性が高く、不可欠な音楽要素)のマット“ピストル”ステッセルによるバンドは結成された。
2020年、バラク・オバマはウェブスターのシングル「Better Distractions」をお気に入り曲のプレイリストに含め、ウェブスターは別のシングル「In A Good Way」もリリースした。この両曲は『I Know I’m Funny haha』に収録される。
小学校時代に独学でギターを学び、家族は伝統的なブルーグラスとカントリーのプレイヤーであったウェブスターはミュージシャンになるべくして生まれた。わずか16歳でデビュー・アルバム『Run & Tell』をリリース。10代の現象であったジャクソン・ブラウンやローラ・マーリングのように、作品は叙情的で芸術的な明快さを示していた。彼女は故郷、アトランタのカルチャーに深く根付いていた。リル・ヨッティはクラスメートで、高校時代にラッパー/プロデューサーのエーテルと友達になった。続けてAwful Recordsと契約。ファーザー、プレイボーイ・カルティ、エーテルなどとレーベル・メイトとなった。部外者にとっては少し奇妙だが、ウェブスターは彼らと同じアート・キッズの精神を共有していたのだ。2017年にAwfulからリリースされたセルフ・タイトルのアルバムは、彼女をSecretly Canadian(ANOHNI、Porridge Radio、Whitney、Yoko Ono)との契約に導くのに十分な内容であった。
2年後、彼女は『Atlanta Millionaires Club』をリリース、批評家達から高い評価を得た。「ペダル・スチールを備えたR&Bのアルバムはほとんど存在しない。ラップの機能を備えたオルタナティヴなアルバムもほとんど存在しない。フェイ・ウェブスターの『Atlanta Millionaires Club』には、どういうわけかこれら全てが存在する。さらに彼女はこれらの明らかな矛盾を、まろやかで穏やかなフォーク・ポップとすることが出来る。ウェブスターは特異だ。しかし、彼女の芸術的な個人主義は共通の価値を表している」とPitchforkはアルバムを評した。マルチな才能を持つ彼女はキラー・マイク、オフセット、D.R.A.M、ナイキといったブランドのキャンペーンの撮影を手掛けたフォトグラファーでもある。また、時々、モデルとしても活動し、フルタイムのヨーヨー愛好家でもある。
『アイ・ノウ・アイム・ファニー・ハハ』
SECRETLY CANADIAN
SC401JCD[CD/国内流通仕様] ¥2,500+税
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付(予定)、ボーナス・トラックのダウンロード・カード封入(予定)
■収録曲目:
1. Better Distractions
2. Sometimes
3. I Know I’m Funny haha
4. In a Good Way
5. Kind Of
6. Cheers
7. Both All the Time
8. A Stranger
9. A Dream with a Baseball Player
10. Overslept (feat. mei ehara)
11. Half of Me
※他、ボーナス・トラックのダウンロード・カード封入(予定)
◆フェイ・ウェブスター オフィシャルサイト