ジョン・ライドン、セックス・ピストルズのドラマ制作に「最大の冒とく」

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セックス・ピストルズのギタリストだったスティーヴ・ジョーンズの自叙伝『Lonely Boy: Tales from a Sex Pistol』をもとに、ダニー・ボイル監督によるセックス・ピストルズのドラマ『Pistol』が制作されているが、フロントマンのジョン・ライドン(ジョニー・ロットン)はこれに賛同したわけではないと憤慨している。

彼は、英国の新聞『The Sunday Times』にこう語ったという。「俺をいいようにあしらえるとでも思ってるんだな。悪いが、それは無理だ。どでかいファイト無しでは。俺はジョニーだ。わかるよな、俺の邪魔をするなら、俺はとことんやる」「これは冒とくだ。俺があのバンドを率いていた。歌詞を作ったのは俺だ。俺がイメージや方向性を提案した」

「これまで俺が耐えなくてはならなかった冒とくの中でも最大級だ。俺を演じる俳優を雇用するとこまでいっているが、その俳優は何をやってるんだ? 俺の役じゃないのは間違いない。これは(裁判所以外)どこにも行き場はない」

ドラマを放送予定のFXネットワークのスポークスマンは、ボイル監督は撮影開始前にライドンのマネージメントに連絡を入れ、「個人的に話したいと望んだ」が、直接的な接触は拒否されたと、同紙にコメントしている。

ジョニー・ロットン役はアンソン・ブーンが演じており、先月初め、その姿が公開されていた。

Ako Suzuki
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