没後25年の武満徹を偲ぶ＜TORU ~his love & friends~＞の配信が決定

没後25年となる作曲家・武満徹を偲ぶイベント＜TORU ~his love & friends~ 没後25年になる2021年2月、盟友リチャード・ストルツマンが語る人間 “武満徹”＞の公演・生配信が2月8日(月)に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点により、中止となった。

その代替として、公演時に予定していたライブ配信を収録に切り替え、2月20日(土)～26日(金)の期間にStreaming+にて、配信が行われることになった。

2021年に没後25年を迎える武満徹（1930-96）。彼は友と過ごす時間を大切にする人だった。そんな武満が愛した友の一人でクラリネットの名手ストルツマンが滞日中に、アーティストたちが彼を囲むこととなった。クラシックからジャズ、ポップスまであらゆる音楽を自在に操る彼らの演奏は、このコロナ禍において光を見るような嬉しい知らせになる。

ストルツマンと武満徹はお互いを“ディック”“トオル”と呼び合う仲。彼らは1970年代初め、ベトナム戦争中のアメリカで出会い、心を分かち合った。彼らを結びつけたのは何だったのか？昨年旅立った盟友ピアニスト、ピーター・ゼルキンの思い出とともに、“愛”を口にした作曲家・武満徹の音楽を愛するアーティストたちが語り合い、音楽を奏でる。