キッス、カウントダウンのタイミング調整で急きょ1曲を追加
キッスのポール・スタンレーが、大晦日にドバイで開催した特別公演<KISS 2020 GOODBYE>を振り返った。
◆キッス画像
キッスはこの夜、近年あまりプレイしていなかった「Strutter」(1974年発表のデビュー・アルバムに収録)をアンコールのセットリストに加えたが、これは急きょ決まったことだったという。スタンレーは『The Rock Experience With Mike Brunn』のインタビューでこう明かした。「面白いことに、あれをプレイしたのは、“君ら、もっと長くプレイしないと”って言われたからなんだ。このままでは俺ら、まだ真夜中まで行かなかった。それで、メンバーを見渡し、俺が“Strutterはどうか?”って言ったんだ。あれはリハーサルなしでやった。即興だったよ。最後にいつプレイしたか覚えてない」
また、スタンレーはこの公演全般について、「1年間プレイしていなかったことを考えれば、オーディエンスなしでホテルに向かいプレイするって環境を考えれば……、花火は驚異的だったし、俺はいい夜だったと思ったよ」と話している。
1,000万ドル(約10億円)を費やした壮大な公演<KISS 2020 GOODBYE>は、世界配信され、パイロで2つのギネス世界記録を樹立した。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
キッスのバイオグラフィ映画、新たな監督と最終交渉?
【俺の楽器・私の愛機】1687「やっと手に入れた銘機」
エース・フレーリー、キッスのメンバーたちは「金持ちになったことでバラバラに」
ポール・スタンレー、13歳の誕生日に念願の初めてのギターを手に入れるもガッカリ
ジーン・シモンズ、エース・フレーリーとピーター・クリスに「厳しくしなかったことを後悔」
ポール・スタンレー、ジーン・シモンズとは「毎日のように連絡取り合ってる」
ポール・スタンレー、キッスのアバターは「以前見せたものとは別ものになる」
ジーン・シモンズ、ジミー・ペイジから褒められ、倒れそうに
ジーン・シモンズ、キッス後初の公演でトミー・セイヤーと共演