ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス“三大テノール”30周年記念ドキュメンタリー、本編映像解禁

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現在絶賛公開中の『パヴァロッティ 太陽のテノール』のルチアーノ・パヴァロッティ、そしてプラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスの3人のオペラ歌手が“三大テノール”として活躍を始めて30年の節目となった2020年。

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その記念すべき年を迎え、音楽とサッカーを愛するオペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、そして、ホセ・カレーラス……親友でもありながら最大のライバルである3人が集い、三大テノールとして活躍した17年間の軌跡、初めて明かされる世紀の競演のバックステージ秘蔵映像や、彼らを愛する人々の豪華インタビュー等で紡ぐ“三大テノール30周年記念”ドキュメンタリー映画『甦る三大テノール永遠の歌声』の日本公開が2021年1月8日に決定。このたび次々とクラシック音楽の記録を塗り替えた“三大テノール”誕生の瞬間の舞台裏を切り取った 映像を解禁した。

「3人で競演したらどうだ」──やがて1990年7月、イタリア・カラカラ劇場で行われることになる“三大テノール”の初舞台をプロデュースすることになるマリオ・ドラディが、その場にいたテノール歌手、ホセ・カレーラスに一見奇妙にも聞こえるアイデアを出したことが、いまだ語り継がれる“奇跡の競演”を生んだきっかけだとホセ・カレーラスは語る。3人とは、ホセ・カレーラスをはじめ、ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴという偶然にも同じ時代に活躍する三人の偉大なテノール歌手のこと。通常オペラの舞台では同じパートを歌うテノール歌手同士は共演しない。それでは、ハーモニーが生まれないと考えられているからだ。だが、その後、1989年12月5日、ドミンゴとパヴァロッティ、カレーラスと指揮者のズービン・メータ、そして発案者のマリオの5人が、競演イベントが本当に実現可能どうか、実際に3人の声を合わせてみるために疑心暗技ながらもローマのホテルに集まる。

しかし「パヴァロッティとドミンゴは競争心があり、プロとしても個人的にも少し反感を持っていたが、伴奏者が隣の部屋で待機しており、とりあえずみんなで試してみた」、「伴奏者がメロディーを弾き始めるとその場がなごんで音楽が魔法を生み出した」、マリオがそう語るように、最初はトゲトゲしく警戒しあっていた3人も音楽が始まるにつれ互いに共感し、メロディを通して徐々に打ち解けていく。

「こうして全てが始まった」とホセが語るように、さまざまな紆余曲折を経て実現され、結果、世界中で一晩で8億人が視聴し、CDが1600万枚も売れ、次々とクラシック音楽の記録を塗り替える一大転換期となった瞬間の舞台裏を切り取ったものとなっている。


『甦る三大テノール 永遠の歌声』

2021年1月8日(金)Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開
出演:ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス、ズービン・メータ他
原題:THREE TENORS VOICE FOR ETERNITY 30TH ANNIVERSARY EVENT/2020/ 英語・イタリア語 (C)C Major Entertainment2020 配給:ギャガ 提供:dbi inc.

■ストーリー
音楽とサッカーを愛するオベラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、そして、ホセ・カレーラス。親友でもありながら、最大のライバルであった3人が“三大テノール”として活躍を始めたのは、1990年イタリア、ワールドカップ・サッカーの前夜祭として開催されたローマ、カラカラ浴場の伝説のコンサートからである。それから30年、初めて明かされる世紀の競演のバックステージ秘蔵映像等をまとめたドキュメンタリー映画。音楽を心から楽しむ3人の姿は全ての音楽ファンに歓喜と勇気を与えてくれる。

◆『甦る三大テノール 永遠の歌声』 オフィシャルサイト
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