ロジャー・グローヴァー、ロックダウンにより自伝の執筆を本格化
ディープ・パープルのロジャー・グローヴァー(B)は、数年前に取り掛かり始めたものの、あまり進んでいなかった自伝の執筆が、ロックダウンで時間ができたことにより大きく前進したそうだ。
◆ディープ・パープル画像
彼は、レコード会社earMusicがYouTubeで公開したインタビューで、「数年間から本の執筆に手をつけつつ、大したことはしていなかったんだ。でも、パンデミックが発生し家にこもるようになって、かなりのエネルギーを注ぎ始め、素晴らしい進展を見せてる」と話した。
「ただ、進めば進むほど、重要なのはまだこれからだって実感しているのが唯一の問題だ。いま、パープルに加入するとこまで来た。その前は結構簡単だったんだ。60年代は日記をつけていたからね。いろんな記録やギグのリストなんかがその中にある。でも、パープルに加入したとき、日記をつけるのを止めてしまったんだ。だから、難しいんだよ。でも、やるよ。決めたからね」
グローヴァーは2018年の時点で、自伝について「簡単ではない。ゴーストライターは嫌だし。書くことは楽しいが、昔の自分を振り返り、言葉にするのは大変だ。(過去の)自分が演奏しているビデオを見ていると、“こいつは誰だ?”って思う」と話していた。
彼は最近、ディープ・パープルはツアーができない代わりにニュー・アルバムの制作を計画していると、バンドの最新情報を伝えていた。
Ako Suzuki