エディ・ヴェダー、クリス・コーネルの死「どこかで否定しなくてはならなかった」

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パール・ジャムのエディ・ヴェダーは、親しかったクリス・コーネルの死をどこかで否定しなければ、自分がどうなってしまうか怖かったという。

◆クリス・コーネル画像

『The Howard Stern Show』にゲスト出演したヴェダーは、いまも感じる悲しみやコーネルとの友情について語った。「(コーネルの死を)僕はどこかで否定せざるを得なかった。それに選択の余地があったとさえ思わない。あのとき自分に必要だった感情を抱くことを許してしまったり、本能のおもむくまま感情に流されてしまったら、どこまでダークになってしまうのか、自分がどうなってしまうのか怖かったんだ。(コーネルが亡くなる前の)10年間、彼にはたまに、多分4、5回しか会っていなかったから……、まだ(彼の死に)ちゃんと対処しきれていない」

「僕らはとても親しかった。どちらも音楽をプレイしていたからってだけじゃない。近所に住んでたからね。バンド以外のところで、僕は誰よりも彼とつるんでた。シアトルに知り合いは多くなかったし。僕らは、クレイジーなハイキング・アドベンチャーやマウンテン・バイクを乗り回したり、ビール飲みながら、雨の中犬を追いかけるなんてことしてた。クールだったよ。業界の他の人たちとそんなことしないし、LAの生活ではあり得ない。彼は土曜の夜、友人と犬を追いかけてたんだよ」

ヴェダーとコーネルはどちらも1964年生まれの同い年だった。コーネルが突然この世を去ってから、今年で早くも3年が経つ。

Ako Suzuki
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