アイヴァー・ノヴェロ賞、2020年の受賞作品発表

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英国のソングライター、作詞家、作曲家の協会The Ivors Academyが主催する<アイヴァー・ノヴェロ・アワーズ>が9月2日、受賞作品を発表した。英国およびアイルランドのソングライター/作曲家が2019年にUKでリリースした作品を対象とし、今年は新型コロナウイルスの影響を受け、授賞式は開かれず、Apple MusicのBeats 1ラジオで告知された。

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最優秀アルバムはリトル・シムズ、最優秀ソングはジェイミー・カラムの作品が受賞し、リアム・ペイン、エド・シーラン、ザ・チェインスモーカーズ、マシュメロらの曲を手がけたスティーヴ・マックがソングライター・オブ・ザ・イヤーに選出された。

<アイヴァー・ノヴェロ賞2020>の受賞作品は以下のとおり。

●最優秀アルバム
リトル・シムズ『GREY Area』

●最優秀コンテンポラリー・ソング
デイヴ「Black」

●最優秀オリジナル映画音楽
『Midsommar(ミッドサマー)』 by ボビー・クーリック

●最優秀オリジナル・ビデオ・ゲーム音楽
『Draugen』 by Simon Poole

●最優秀ソング(musically and lyrically)
ジェイミー・カラム「Age Of Anxiety」

●最優秀TVサウンドトラック
『Euphoria(ユーフォリア)』 by Labrinth

●最もパフォーマンスされた曲
カルヴィン・ハリス&ラグンボーン・マン「Giant」

●ライジング・スター・アワード with Apple Music
Mysie

●ソングライター・オブ・ザ・イヤー
スティーヴ・マック

●アカデミー・フェローシップ
Joan Armatrading

最優秀ソングを受賞した「Age Of Anxiety」の歌詞の一節で、友人だった故エイミー・ワインハウスとの間で交わされたテキスト・メッセージを全て取っていると綴っているジェイミー・カラムは受賞後、BBCに「エイミーと僕はいい友達だった。僕の最初のツアーは彼女と一緒だった。信じられないかもしれないけど、彼女がサポート・アクトだったんだ」と話している。




Ako Suzuki
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