Hookers & Blow、フランキー・バネリが1テイクで録音した「Trampled Under Foot」公開

ポスト

クワイエット・ライオットのギタリスト、アレックス・グロッシとガンズ・アンド・ローゼズのディジー・リード(Key)のサイド・プロジェクト、Hookers & Blowが、先月亡くなったフランキー・バネリが参加したレッド・ツェッペリンの「Trampled Under Foot」のカバーをリリースした。

◆「Trampled Underfoot」音源

バンドは「フランキー・バネリがどれだけタフな奴だったか……」と、バネリが余命6ヶ月と宣告された7ヶ月後、過酷な化学療法の合間に同曲をワン・テイクで録音したとの逸話を明かした。「当時、ライブのために旅することはままならなかったが、フランキーは何としても音楽に一瞬一瞬を捧げようと決していた……本当に感銘した」

Hookers & Blowは同曲の収益を、バネリが闘っていた膵臓がんの研究、患者への支援を提供するPancreatic Cancer Action Networkへ寄付するという。




クワイエット・ライオットでバンド・メイトだったグロッシは、バネリが亡くなった際、「この日が来る覚悟はできていたものの、本当にいなくなってしまうとは、どうしても受け入れがたい。この16年間一緒にしてきたことがもうできないなんて理解しようとも思えない」と嘆き悲しんでいた。

Hookers & Blowは年内、「Trampled Under Foot」やザ・ローリング・ストーンズの「Rocks Off」、デヴィッド・ボウイの「Ziggy Stardust」などを収録したカバー・アルバムのリリースを予定している。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報