フランキー・バネリ、生前に葬式を契約

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癌との闘病の末、8月20日68歳で死去したクワイエット・ライオットのドラマー、フランキー・バネリは生前、自身の葬式の契約を済ませていたそうだ。昨年春、ステージ4の膵臓がんと診断される前から計画していたという。

バネリの妻Reginaさんは先週終わり、SiriusXMのラジオ番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』で、葬儀についてこう話した。「おかしなことに、彼は診断される前すでに、(ロサンゼルスにある霊園)フォレストローンでの葬儀を計画し、支払いを済ませていたの。でも、新型コロナウイルスが蔓延するいま、どうしたらいいかわからない」

「彼は、ロニー(・ジェイムス・ディオ)やジミー・ベインと同じような葬儀をやろうとしていた。レインボー(サンセット・ストリップにあるバー/レストラン)を貸し切って、ロックンロールのスタイルで送って欲しいって。彼はレインボーと縁が深かった。でも、いつ、どうやってやったらいいか、いまはわからない」

バネリの意向を汲み、遅くはなるが、新型コロナウイルスが収束するまで待とうかと考えているそうだ。「後にはなったとしても、大規模なほうがいいと思うの。人々は先になろうが気にかけてくれるでしょう。彼はちゃんとした形で称賛、認められるに値すると、私は思ってる」

バネリの訃報には、多くの人たちから追悼の言葉が上がっている。

Ako Suzuki
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