ディープ・パープル、スポークンワードを挿入した壮大な新曲公開
ディープ・パープルが先週金曜日(5月1日)、8月に発表予定のニュー・アルバム『Whoosh!』からセカンド・シングルとなる「Man Alive」をリリースした。
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イアン・ギランは歌うだけでなく、語る部分もあり、彼にとってディープ・パープルで初の試みとなった。ギランは、その経緯について、「曲は突然、静かになる。ドン(・エイリー/Key)がむなしさを色濃く反映するため、心に残るメロディを反復する実験をしていたんだ。それで、僕はマイクに向かい語り始めた。それがしっくりはまったんだ」と、『Billboard』誌に説明している。
「Man Alive」のコンセプトについては、「抽象的だ。サウンドには黙示録的な雰囲気がある。そこから歌詞が生まれたんだ」「全ての人が死に絶え、突然、1人の男が現れる。でも、たった1人だ。だから……、人類の終わりだ。だって、たった1人で何ができる? それがアイディアだった。もしこれが絵画だったら印象派ってところだろう」と話した。
ディープ・パープルは3月に新作からのファースト・シングル「Throw My Bones」をリリース。アルバム『Whoosh!』は6月に発表予定だったが、新型コロナウイルスの影響で流通が止まったり、小売店が閉鎖していることから、先月初め、リリースを8月上旬に延期すると告知した。
Ako Suzuki