ザ・フーのJ・エントウィッスルとK・ムーン、女性拉致容疑の経緯が明かされる

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Photo: Pictoria Press Ltd Alamy Stock Photo

2002年に亡くなったザ・フーのジョン・エントウィッスル(B)は、当時取り掛かっていた自伝を完成させることはできなかったが、そのためにメモを残しており、その中の1つに、キース・ムーンとふざけていて、女性を拉致したと疑われた逸話を綴っていたそうだ。

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2人は1968年11月、英国ニューカッスルで、空気で膨らむ女性の足の玩具を購入し、車の窓からそれを突き出しながらドライブしたそうだ。

「ムーンとジョーク・ショップを訪れる。女性の足のビニール玩具とそれにフィットする網タイツを買った。その足をベントレー(エントウィッスル所有の車)の窓から突き出し、キースが女性の悲鳴のような声を上げながら、ニューカッスルの街を走った。女性警官が無線で話しているのが見えた」

彼らはその後、スコットランドへ移動し公演を開いた。「公演の後、2人の警官が来て、俺がベントレーの持ち主かって訊かれた。女性警官が、女性が窮地にあると通報したんだ」「俺らはホテルに連れて行かれた。キースはそこで、浴槽の中で枕に毛布をかぶせ、ストッキングを履いたその足を突き出させていた。警官は、緊張しながら毛布をはがし、ほっとしていた。俺らはその後、彼らとお喋りした。彼らはすごくフレンドリーになってた」

エントウィッスルが自伝を完成することはできなかったが、彼が残したこれらのメモが助けとなり、先月、彼のバイオグラフィ・ブック『The Ox: The Last of the Great Rock Stars』が出版された。

Ako Suzuki
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