ドン・ドッケン「怠け者だが、リハビリやってるぜ」

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ドッケンのフロントマン、ドン・ドッケンは、昨年秋、首と脊椎の手術を受けたことにより、右腕と手の一部が麻痺し、日常生活に支障をきたすところもあるが、前向きにリハビリに取り組んでいるという。

◆ドン・ドッケン画像

ドッケンは『The Classic Metal Show』で、現状をこう報告した。「1日1%良くなってるって言っておこうかな。いま言えるのはそれだけだ。手や腕は歌うこととは何の関係もない。俺はステージに立ち、歌えるよ。いま、俺は左利きになってる(笑)。本来は右利きだ。いまは、左手で何もかもやることを学んでるとこだ。食事や着替え、運転なんかをね。ちょっと変な感じだ。右手と腕は、率直なところ、元に戻るのに1年かかるかもしれない。でも、戻らないよりはマシだよ。ああ、俺は良くなりつつある」

「問題は俺が怠け者ってことだな。週に3日理学療法、週に2日作業療法を受けねばならない。1日3回、足を鍛えるため自転車こいでるよ。90分間ステージで立っていられるようにね。俺は怠け者なんだ。だから、大変だ。でも、俺はやってるよ。選択の余地なんかないからな」

また、手術がこれほどトラウマになるとは想像もしていなかったが、「たくさんの人が手を差し伸べてくれて、嬉しかった」と感謝した。

ドッケンは3月初めからツアーを開催予定で、「ジョン・レヴィンがいるんだから、ギターを弾く必要はない。俺は歌えばいいんだ。全て順調だ」と、日程に変更がないことを明言している、

この北米ツアーにはジョージ・リンチも参加し、アンコールで2人が共演する。

Ako Suzuki
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