2020年の活躍が期待される新人リスト<Sound Of 2020>、3~5位発表
▲Joy Crookes
英国の公共放送BBCが毎年発表している、その年の活躍が期待される新人リスト<Sound Of 2020>の3~5位が発表された。
◆<Sound Of 2020>関連画像、動画
2020年はArlo Parks、Beabadoobee、Celeste、Easy Life、Georgia、インヘイラー、Joesef、Joy Crookes、Squid、ヤングブラッドの10アーティストが候補に挙がった。
その中で、5位にはU2のボノの息子イライジャ(20歳)がフロントマンのインヘイラーが選ばれた。インヘイラーは、学生時代の友人たちで結成。2019年、3月に1stシングル「It Won’t Always Be Like This」を発表し、ノエル・ギャラガーがUK/アイルランドで開いた公演でオープニング・アクトを務めた。
4位には、<ブリット・アワーズ>が同じくこれからの活躍が期待される新人アーティスト(UKアーティストに限る)へ贈るライジング・スター賞の候補に挙がった女性シンガー、Joy Crookes(21歳)が登場した。バングラディッシュ出身の母とアイルランド人の父のもと、ロンドンで生まれ、小さいころからジャズやブルースのワークショップに参加。その美しい歌声だけでなく、貧困、人種差別、女性蔑視などに対する問題意識が高く、SNSのフォロワーを急増させている。
3位には、マシン・ガン・ケリー&トラヴィス・バーカー(ブリンク182)、マシュメロらとのコラボで、すでに知名度が高いヤングブラッド(22歳)が選ばれた。彼はすでに2018年にデビュー・アルバム『21st Century Liability』を発表しているが、今年はさらにビッグな活躍が期待されている。
<Sound Of…>は2003年に開設され、50セントを初代に、キーン、ザ・ブレイブリー、コリーヌ・ベイリー・レイ、MIKA、アデル、リトル・ブーツ、エリー・ゴールディング、ジェシー・J、マイケル・キワヌカ、ハイム、サム・スミス、イヤーズ&イヤーズ、ジャック・ガラット、Ray BLK、シグリッドらが1位に選ばれている。
2019年は、1位Octavian、2位King Princess、3位Grace Carter、4位slowthai、5位Rosaliaだった。
Ako Suzuki
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