上白石萌音が歌う野田洋次郎(RADWIMPS)書き下ろし曲「一縷」、映画『楽園』主題歌に
▲左から野田洋次郎(RADWIMPS)、上白石萌音
RADWIMPSの野田洋次郎が作詞・作曲・プロデュースを手がけ、上白石萌音が歌唱を担当した「一縷」が、綾野剛主演映画『楽園』の主題歌に起用された。
◆本予告映像/本ポスター
映画『楽園』は、『悪人』『怒り』など映像化が続くベストセラー作家・吉田修一による『犯罪小説集』が原作。犯罪をめぐる“喪失”と“再生”を描いた、ヒューマンサスペンス作品だ。
脚本を読んだ野田は、重厚感のあるこの映画の登場人物たちそれぞれの小さな“願い”を込めて主題歌を制作した。映画『君の名は。』(2016年)の公開当時、主人公・三葉の声を演じた上白石が、主題歌のひとつであり空前のヒットを記録したRADWIMPSの「なんでもないや」をカバーしてから約3年。野田が上白石に楽曲を提供するのは今回が初となる。
上白石のレコーディングが行なわれたのは3月で、それまでにも楽器やオーケストラのレコーディングの様子など、制作の過程が随時、野田から上白石宛に送られてきていたという。ピアノの切ない旋律と、「僕が今できる最大限の挑戦」と野田が語るオーケストラの音色が印象的な楽曲に仕上がった。YouTubeでは主題歌を使用した映画の本予告映像が公開されたのでチェックしてみよう。
なお、主題歌のリリース情報は後日発表される。映画『楽園』は10月18日公開。
まさに、小さい光が差したような気がしたんです。洋次郎さんが、映画を観終わった人の小さな“救い”や“光”になればという気持ちが、もう最初に私の“光”になっていて「なんという名曲を歌うことになってしまったんだろう」と思ったのを覚えていますし、洋次郎さんに曲を書いていただくことが、私の夢のひとつだったので、今回それが叶ってとても幸せです。
「初めて歌うように、この曲を歌って欲しい」とアドバイスをいただいて、洋次郎さんの前で一度全部捨てて、まっさらな気持ちでレコーディングに臨みました。
映画をご覧になる方にとっても、日常に寄り添う曲という意味でも、大切にしていただける曲になったら嬉しいです。
悲しみの中にいたり、もがき苦しんで生きている人たちがたくさん出てくる映画で、その一人一人が必死に、一生懸命生きていている。その先に“救い”や“光”があって欲しい、その人たちがどうか幸せであって欲しいという想いが、まず一番にありました。
萌音さんには、今回初めて楽曲を書かせていただきましたが、声優もされていて、もちろん女優としての表現力もあるからこそ、自分の声を知り尽くしていて緻密さ、大胆さも、縦横無尽に表現できる。僕も学ぶことが多いレコーディングでした。
「楽園」という映画によって、萌音さんとまたこうして引き合わせてもらえたことがうれしいし、この曲が制作できたことが幸せです。僕にとっても大事な曲になると、この手応えを感じながら制作していました。聴いてくれる方々の人生と、一緒に育っていってくれたらうれしいです。
2019年10月18日(金)公開
綾野 剛 / 杉咲 花
村上虹郎 片岡礼子 黒沢あすか 石橋静河 根岸季衣 柄本明
佐藤浩市
原作:吉田修一「犯罪小説集」(角川文庫刊)
監督・脚本:瀬々敬久
(C)2019「楽園」製作委員会
配給:KADOKAWA
公式HP:rakuen-movie.jp
公式Twitter:rakuen_movie
RADWIMPSの野田洋次郎が作詞・作曲・プロデュースを手がけ、上白石萌音が歌唱を担当した「一縷」が、綾野剛主演映画『楽園』の主題歌に起用された。
◆本予告映像/本ポスター
映画『楽園』は、『悪人』『怒り』など映像化が続くベストセラー作家・吉田修一による『犯罪小説集』が原作。犯罪をめぐる“喪失”と“再生”を描いた、ヒューマンサスペンス作品だ。
脚本を読んだ野田は、重厚感のあるこの映画の登場人物たちそれぞれの小さな“願い”を込めて主題歌を制作した。映画『君の名は。』(2016年)の公開当時、主人公・三葉の声を演じた上白石が、主題歌のひとつであり空前のヒットを記録したRADWIMPSの「なんでもないや」をカバーしてから約3年。野田が上白石に楽曲を提供するのは今回が初となる。
上白石のレコーディングが行なわれたのは3月で、それまでにも楽器やオーケストラのレコーディングの様子など、制作の過程が随時、野田から上白石宛に送られてきていたという。ピアノの切ない旋律と、「僕が今できる最大限の挑戦」と野田が語るオーケストラの音色が印象的な楽曲に仕上がった。YouTubeでは主題歌を使用した映画の本予告映像が公開されたのでチェックしてみよう。
なお、主題歌のリリース情報は後日発表される。映画『楽園』は10月18日公開。
■上白石萌音 コメント
まさに、小さい光が差したような気がしたんです。洋次郎さんが、映画を観終わった人の小さな“救い”や“光”になればという気持ちが、もう最初に私の“光”になっていて「なんという名曲を歌うことになってしまったんだろう」と思ったのを覚えていますし、洋次郎さんに曲を書いていただくことが、私の夢のひとつだったので、今回それが叶ってとても幸せです。
「初めて歌うように、この曲を歌って欲しい」とアドバイスをいただいて、洋次郎さんの前で一度全部捨てて、まっさらな気持ちでレコーディングに臨みました。
映画をご覧になる方にとっても、日常に寄り添う曲という意味でも、大切にしていただける曲になったら嬉しいです。
■野田洋次郎(RADWIMPS) コメント
悲しみの中にいたり、もがき苦しんで生きている人たちがたくさん出てくる映画で、その一人一人が必死に、一生懸命生きていている。その先に“救い”や“光”があって欲しい、その人たちがどうか幸せであって欲しいという想いが、まず一番にありました。
萌音さんには、今回初めて楽曲を書かせていただきましたが、声優もされていて、もちろん女優としての表現力もあるからこそ、自分の声を知り尽くしていて緻密さ、大胆さも、縦横無尽に表現できる。僕も学ぶことが多いレコーディングでした。
「楽園」という映画によって、萌音さんとまたこうして引き合わせてもらえたことがうれしいし、この曲が制作できたことが幸せです。僕にとっても大事な曲になると、この手応えを感じながら制作していました。聴いてくれる方々の人生と、一緒に育っていってくれたらうれしいです。
映画『楽園』
2019年10月18日(金)公開
綾野 剛 / 杉咲 花
村上虹郎 片岡礼子 黒沢あすか 石橋静河 根岸季衣 柄本明
佐藤浩市
原作:吉田修一「犯罪小説集」(角川文庫刊)
監督・脚本:瀬々敬久
(C)2019「楽園」製作委員会
配給:KADOKAWA
公式HP:rakuen-movie.jp
公式Twitter:rakuen_movie
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