ジェフ・ピルソン「ミック・ブラウンは人生を楽しむとき」

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5月以降、ドッケンの活動から身を引き、休みを取っているミック・ブラウン(Ds)の現状に関し、元バンド・メイトで友人のジェフ・ピルソンがコメントした。

◆ミック・ブラウン画像

ピルソンは、『Music Mania』ポッドキャストでブラウンについて問われると、こう話した。「彼は正式にはリタイアしていない。(今の状況が)永遠に続くわけじゃないかもしれない。でも、痛みの問題は抱えていたから、休みが必要なんだ。長いこと、プレイしてきたからね。休みは必要だと思うよ。ミックには数週間前、会った。いい感じだったよ。近年にないほどリラックスしてた。いいことだよ。彼は、この先ずっとでもいいって言ってたけど、どうなるかな……。今は、彼にとって、もうちょっと人生を楽しむときだ」

ドン・ドッケンは先月、ブラウンについて「基本的にリタイアするんだろう。すごく突然なことだった。俺らはツアー中で……、多分、1ヶ月半、2ヶ月くらい前だ。空港にいるとき、彼に脇に連れ出され、“もうこれ以上できない”って言われたんだ。“どうしたっていうんだ?”って訊いたら、“これ以上はできない。無理だ。飛行機で飛びプレイし、ホテルに泊まり、ドラムをプレイするのをやり続けることはできない”って。“金のことか? それとも移動し続けることがか? 公演の数を減らすことはできる”って言ったんだが、“いや、俺はもうできない”と。はっきり言ってた。“俺は10歳のときにドラムをプレイし始めた。いま、62だ。疲れ果てた”ってね」と、話していた。

ドッケンは5月以降、ブラウンの代わりにハウス・オブ・ローズのBJ Zampaを迎え、ツアーを続けている。現時点、10月半ばまで公演予定がある。

Ako Suzuki
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