【レポート】ダイアモンド☆ユカイ、『トイ・ストーリー4』日本版主題歌生披露「これを歌ってるのは唐沢寿明さんじゃありませんよ」

＜映画『トイ・ストーリー4』来日スペシャルイベント＞が6月27日、東京・東京国際フォーラム ホールD7にて行なわれ、ジョシュ・クーリー監督、マーク・ニールセン（プロデューサー）、日本版吹き替えキャストの唐沢寿明（ウッディ役）、所ジョージ（バズ役）、竜星涼（フォーキー役）、日本版主題歌を担当するダイアモンド☆ユカイが登壇した。

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2010年に公開された前作『トイ・ストーリー3』以来、およそ9年ぶりの新作となった本作。制作のきっかけについて、監督は「『トイ・ストーリー』の1〜3は本当に素晴らしい映画で、キャラクターもみんな大好きだと思うんですけど、実はプロデューサーのマークも私も、3でシリーズが最後だと思っていました。でもよく観てみると、3はウッディとアンディの関係が終わっただけで、ウッディに関してはまだまだ話があるということに気がついたんです。次に何がウッディに起こるんだろうと考えたら、まだまだ語ることがあるなと思ったんです」と、その理由を説明。


プロデューサーは、「ピクサー社では250名以上が本作の制作に関わっています。『トイ・ストーリー』の1作目に関わった人もいますし、アニメーターのなかには4歳ぐらいのときに1番最初に観た映画が『トイ・ストーリー』の1作目だったという人もいます。そこからインスピレーションを受けて、アニメーターになりたいと思ってこの仕事に就いた、そんな人たちが一緒になって『トイ・ストーリー4』を作り上げましたので、私達一人ひとりにとっても感動的な経験でもあり、特別な作品になっています」と、1995年の1作目公開から今につながるエピソードを披露した（日本では1996年公開）。


また、9年ぶりの新作ということで、プレッシャーがあったかどうか司会から質問されると、監督は「『トイ・ストーリー』のシリーズは観客の方たちにも大切な映画だと思いますが、私自身にとっても大切な映画なんです。1と2は私がピクサーに入る前に観ていて、すごくファンでした。この映画を絶対にダメなものにしてはいけないと、自分にものすごくプレッシャーをかけました」と作品への思いを述べ、「多分、映画に関わったクルー全員が自分に大きなプレッシャーをかけたと思います。自分たちが愛していたキャラクターをなるべくベストのものにしたいという気持ちでおりましたので、端的にお答えしますと、“はい、たくさんプレッシャーを感じました”」と心の内を明かした。


続いてダイアモンド☆ユカイがステージに登場し、日本版主題歌「君はともだち」を生歌唱。1作目で日本版主題歌を担当し、今日に至るまで同曲を歌い続けているダイアモンド☆ユカイは、「これを歌ってるのは唐沢寿明さんじゃありませんよ」とジョークを飛ばしつつ、「歌えば歌うほどこの曲とともに成長してきたというか、自分の人生の一部でもあります。歌えば歌うほど新しい感動がありますし、とても大好きな曲です。これからも歌い続けたいと思うのでよろしくお願いします」とコメント。



生歌のプレゼントに、プロデューサーは「本当に素晴らしかったです。歌っている声を聴いていますと、ご自身が本当にこの歌と心がつながっているということがよくわかりました。ありがとうございました」、監督は「本当に美しい歌声でした。おっしゃったように、ご自分の気持ちが（曲と）どんどんつながっていっていると感じました。人生を経るごとにこの歌の意味が増しているとおっしゃいましたが、私も同意します」と感想を伝えた。


それから唐沢寿明（ウッディ役）、所ジョージ（バズ役）、竜星涼（フォーキー役）を呼び込み、ウッディの新たな持ち主・ボニーの1番のお気に入りのおもちゃ・フォーキーを作ることに。ステージにいる全員で、目や口、眉、腕などのパーツを取り付けてオリジナルフォーキーを完成させた。





最後に、「物語は当然おもしろいんですけど、すみずみまでぜひ観てくださいませ」（所ジョージ）、「『トイ・ストーリー』の新しい世界が始まる作品ですので、ぜひ家族でご覧になってください」（唐沢寿明）、「新キャラのフォーキー以外にもとてもユニークなキャラクターがいっぱいいますので、ぜひとも楽しく観てもらえたらなと思います」（竜星涼）、「大人から子どもまで老若男女、トイ・ストーリーでばっちりキメましょう」（ダイアモンド☆ユカイ）とそれぞれ呼びかけ、イベントが締めくくられた。





映画『トイ・ストーリー4』は7月12日より全国ロードショー。

※ダイアモンド☆ユカイ：☆は六芒星が正式表記