イマジン・ドラゴンズ、コリィ・テイラーはじめ他のミュージシャンからの批判に声明
スリップノット/ストーン・サワーのフロントマン、コリィ・テイラーは最近、“最も嫌われているロック・バンド”の座は、いま、ニッケルバックからイマジン・ドラゴンズに受け渡されつつあると話したが、テイラーはじめ他のミュージシャンから批判されることについて、イマジン・ドラゴンズのフロントマン、ダン・レイノルズが声明を出した。
◆イマジン・ドラゴンズ画像
「この10年、僕は、批評家や他のバンドが僕のバンドについてものすごく辛辣なことを言うのに対処してきた。僕はこれらを“公平な批評”(それなら、僕はいつだって受け止め、そこから学ぼうと最善を尽くす)とは呼ばない。実際にはツリのたわ言だ。不快でヘイトに満ちた言葉は、お互いの不完全さや失敗を笑うという人間の欲求の糧になる。僕は何年もの間、沈黙を守り耐えてきた。若いときから対処してきた鬱が増大した。同情を求め、こう言ってるんじゃない。事実として言ってるだけだ」
キッズがイマジン・ドラゴンズの音楽を聴くのは格好悪いと思ったり、自分の子供たちが大きくなったときからかわれたら嫌だと言い、こう続けた。
「ほかのバンド(The 1975、フォスター・ザ・ピープル、スマッシング・パンプキンズ、スリップノット etc)の人たちが、どんな理由であれ、僕のバンドについて悪く言う必要があるって感じていることに関しては、僕は克服した。実際、彼らに怒りは感じていない。むしろ、この業界がこういうメンタリティを受け入れ、称えてさえいるのを悲しく想う。テイストや声は違ったとしても、アーティストたちがお互いを支え、支援し合う場所のように感じられればいいのに」
「僕のバンド・メイトは僕の親友だ。僕らはありのままの自分らでいて、ポジティブ性と力をこの世界にもたらすよう努力している。僕らはただそうあり続ける」
このコメントは1日で10万近く“いいね!”され、ファンからは賛同や支援の声が多く上がっている。
イマジン・ドラゴンズはこれまで4度グラミーの候補に挙がり、2014年、最優秀ロック・パフォーマンスを受賞している。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
コリィ・テイラー、北米ツアーは中止したものの日本ツアーを開催する理由を釈明
コリィ・テイラー、ソロ・ツアーの開催を中止「この数ヶ月、心身ともに参ってる」
コリィ・テイラー、スリップノット初代シンガー、アンダース・コルセフニの公演に参戦?
コリィ・テイラー、50歳の誕生日を控え「ただの数字と感じるときも、思うことがあるときも…」
コリィ・テイラー、妻と一緒のときにサインや写真撮影に応じない理由
コリィ・テイラー、膝を痛め、米フェスティバル出演をキャンセル
コリィ・テイラー、初対面のオジー・オズボーンから「スリップノットの#10になりたい」と言われる
コリィ・テイラー、自殺を試みた日にフェイス・ノー・モアをテレビで見て人生激変
コリィ・テイラー、スポンジ・ボブ声優とテーマ・ソングを歌う「これまでで一番緊張」