ディープ・パープル、2019年にアルバムの制作を開始予定
スティーヴ・モーズ(G)によると、ディープ・パープルは今年、アルバムの制作を始めるそうだ。2017年5月に始まった、最後のツアーになると噂される<The Long Goodbye>ツアーも継続するという。
◆ディープ・パープル画像、動画
先週末、米カリフォルニアで開かれた楽器ショー<NAMM>の会場で、Andertons Music Co.のインタビューに応じたモーズは、2019年の計画を問われるとこう答えた。「僕ら、アルバム2枚を始める。1枚はFlying Colors(*モーズ、マイク・ポートノイ、デイヴ・ラルーらから成るバンド)とで、もう1枚はディープ・パープルとだ。それに、まだ発表していないディープ・パープルの公演がさらにある。僕が言ったって言わないでよ」
<The Long Goodbye>ツアーは、まだ2019年の日程は告知されていないが、モーズいわく、「今年は、アメリカになると思う。まだ確実じゃないけどね。僕は噂の力で稼働してるんだ(笑)」そう。
ディープ・パープルのアルバムは、2017年春に発表した『Infinite』以来となる。
ロジャー・グローヴァー(B)は当時、アルバムについて「消えつつあるアート・フォーム」「金にならない。時間と労力の無駄」ではあるが、シングルだけをリリースするというアイディアは「感情的に納得がいかず、古風ではあるが、そんなことはどうでもいい。僕らはアルバム・バンドであり、それを誇りに思っている」「チャート的に何にもならなくても、関係ない。僕らは素晴らしい時間を過ごすことができる。僕はまた作るのを楽しみにしている」と話していた。
Ako Suzuki