ミュージカル『刀剣乱舞』開幕。刀剣男士6振りが意気込み語る

ミュージカル『刀剣乱舞』 ～三百年の子守唄～が、本日1月20日より天王洲 銀河劇場にて開幕した。

◆ゲネプロ 画像（15枚）

「三百年の子守唄」は、ミュージカル『刀剣乱舞』 シリーズ3作目として2017年春に上演された作品で、変えられた歴史の流れを元に戻すため刀剣男士たちが徳川家康の一生に寄り添いながら戦う物語だ。今回の公演では、初演に更なる磨きをかけたミュージカルとライブが楽しめる。公演初日となる本日1月20日にはゲネプロ前に、崎山つばさ（石切丸役）、 荒木宏文（にっかり青江役）、 太田基裕（千子村正役）、spi（蜻蛉切役）、 横田龍儀（物吉貞宗役）、 牧島 輝（大倶利伽羅役）による会見も行われた。


まず崎山つばさが「（『第69回NHK紅白歌合戦』出陣など）いろいろな経験をさせていただき注目度が高まる中、こうして幕を開けられることを本当に嬉しく思います。キャスト、スタッフ一丸となって最高の作品をお届けできるよう励みたいと思いますのでよろしくお願いします」、続いて荒木宏文は「年末から年始にかけてミュージカル『刀剣乱舞』を知っていただく機会をいただいて、そこから僕たちが今年一発目の作品をやらせていただけるということで、とても大きなプレッシャーは感じているのですが自信をもっておとどけできるよう準備してきました」と挨拶。


太田基裕は「初演から2年。そのあいだ千子村正という役と向き合う時間も頻繁にあり、その中で自分の中でふくれあがったものがあるんですが、あえてそこをなるべくそぎ落として、いい緊張感の中この役と向き合いたいと思っています。素敵な初日になることを祈りながら、頑張りたいと思います」と役に対する思いを真摯に語り、spiは「再演ということで前回より確実に深まったところがたくさんありながら、そのあともみんなでいっぱいいろんな経験をしました。初めて出会ったころの緊張感も大事にしながら、見に来るお客様ひとりひとりの背中を押せるような素敵な作品になれたらと思います」と頼もしい発言。


初演の際に初めて2.5次元のステージに立った横田龍儀は、「（初演から）2年経って自分がどれだけ成長できたのかなと感じながら毎日稽古したので、どれだけ自分が物吉貞宗として成長できたのかを見てもらえたら嬉しいです」と。そして今回初めてミュージカル『刀剣乱舞』 出陣となる牧島 輝は少し緊張した表情を見せながらも「たくさんの人の期待に応えられるよう頑張りたいのと、再演ではありますが僕自身はじめての出陣となりますので初演だという心持ちで、新鮮な気持ちで頑張りたいと思います」と意気込みを述べた。

演出の茅野イサムも本作に「2019年はミュージカル『刀剣乱舞』の第2章の始まり。その開幕を飾る作品が、この三百年の子守唄。彼らはこの作品のハードルをぐっと上げてくれると思います。演出は大きく変わっておりますし、出演者ひとりひとりの役に対する深さも深まっているのでぜひ楽しみにしてください」と太鼓判を押している。


また、会見では記者の質問に答える形で昨年末『第69回NHK紅白歌合戦』に刀剣男士が出演した際の感想も語られた。崎山つばさは「親戚が増えた（笑）」と言い、横田龍儀が「僕は村の出身なんですけど、村の防災無線で僕が『紅白歌合戦』に出ると放送された」と秘話を明かした。

荒木宏文からは「2.5次元カルチャーをいろんな方に知ってもらえるきっかけをいただけたのが嬉しかった。それを経て、今回は“やらなきゃいけない”という大きなプレッシャーができ、稽古場にもそのプレッシャーを持ち込んでみんなで“より良いものを作らなければいけない”という心持ちで臨めたことがプラスに働いた」と、『紅白歌合戦』出場が今回の舞台に良い影響をもたらしたことを語った。

1部での心揺さぶるストーリーのミュージカル、華やかなライブの2部と、たっぷり刀剣男士の魅力が楽しめるミュージカル『刀剣乱舞』 ～三百年の子守唄～。東京公演は本日1月20日から2月3日まで天王洲 銀河劇場にて、大阪公演は2月8日から2月11日までサンケイホールブリーゼ、京都公演は2月17日から3月3日まで京都劇場、そして3月15日から3月24日にTOKYO DOME CITY HALLにて東京凱旋公演が行われる。また、3月24日の大千秋楽公演では全国の映画館でのライブビューイング、ライブ配信も実施される予定だ。『紅白歌合戦』で刀剣男士を知った方も、ぜひ本舞台を楽しんで欲しい。


◆ミュージカル『刀剣乱舞』公式ホームページ