ザ・フー、2019年に13年ぶりの新作をリリース予定
ザ・フーは今年、オーケストラと北米ツアーを開催するだけでなく、ニュー・アルバムのリリースも計画しているそうだ。彼らのオリジナル・スタジオ・アルバムは、2006年に発表した『Endless Wire』以来となる。
◆ザ・フー画像
ギタリストのピート・タウンゼントは、『Rolling Stone』誌のインタビューで、「僕は、新曲がなければ(ツアーの)契約は結ばないって言ったんだ」と話した。「ヒット・アルバムが欲しいってわけじゃない。ザ・フーはニュー・アルバムを必要としているっていうのとも無関係だ。純粋に個人的な想いだ。僕のプライド、ライターとしての自尊心からだ」
彼はすでに15曲ほどのデモを制作していると言い、「ダークなバラード、ヘヴィなロック、エクスペリメンタルなエレクトロニカ、サンプリング、迷走するギターで始まるザ・フーらしい曲がある」そうだ。
ザ・フーは日曜日(1月14日)、5月から公演先各地のオーケストラと共演する<Moving On!>北米ツアーを開催することを発表した。タウンゼントの弟サイモン(G)、Loren Gold(Key)、Jon Button(B)、ザック・スターキー(Ds)が参加し、秋までに29公演を予定している。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ザ・フー、『四重人格』がバレエ作品に
ロジャー・ダルトリー「生きている間にキース・ムーンの映画を作り宣伝活動をしたい」
ピート・タウンゼント、ザ・フーでは「誰かの代わりを務めているように感じる」
ブライアン・メイ、あらためてピート・タウンゼントを称賛「彼抜きでロック・ギターは想像できない」
ザ・フーのピート・タウンゼント、『トミー』の母を演じたアン=マーグレットの新作に参加
ゲス・フー、ザ・フーに名義変更を要求するも追い返される
リアム、エド、マッドネスら<Teenage Cancer Trust>公演に出演
ザ・フーのピート・タウンゼント「俺はツアーの最中に死にたくない」
ザ・フー、キース・ムーンの映画を制作